クリスチャンな先生に誘われてローカルの集まる教会イベントへ行く@バギオ留学
私の仲のいい先生でクリスチャンの女性がいます。
「私が10年以上通っている教会のイベントに一緒に来ない?」と誘われました。
内容は、聖書の話を英語で聞いたり、賛美歌を歌ったり、ちょっとしたご飯が無料で食べられるというもの。
私は全くの無宗教者です。
でも聖書の内容はちょっと気になるし英語で教えてもらえるのは勉強になりそう、と思い参加してきました。
土曜日の夜に向かった先はフィリピン人だけが集まる、どローカルなスペース。
教会というと西洋風の建物に十字架という外観かなと思いきや、そこは小規模ホテルの上層階でした。
とりあえずご飯食べましょう!と先生に誘われて、フィリピン風の春巻きとおかゆをいただく。
美味しい!でもなんか緊張して味がよく分からない。
周りの参加者はよく来ている人たちのようで、この教会が団らんの場という感じです。
しばらくすると賛美歌歌唱タイムが始まります。
十字架の横にバンドセットがあり、運営の方々が演奏してくれるので臨場感たっぷり。
知ってる曲はありませんでしたが、みんな本気で歌ってて迫力があり、勝手に涙が出ました。
そのあとは、シスターによる聖書の教えの話を聞きます。
スクリーンに英語で要約が書かれているので、英語が聞き取れなくても大丈夫でした。
イベントは二時間くらいで終了。
この場所でキリスト教について私が学んだこと。
・人はみんな罪深い
・ジーザスが磔にされたのは私たちの罪を背負ったためである
・神と神の子ジーザスを愛して祈ることで私たちの罪は許されて天国に行ける
今まで漠然としか知りませんでしたが、改めて信者にとっての神の存在の大きさを思い知りました。
この場所でほかに驚いたのは、ほとんどの参加者が20~30代前半だったこと。
年代ごとにイベントを分けて行っているそうで、この会はヤングアダルト向けだったようです。
会のあとに聞いた、先生のたとえ話が面白かった。
「神は電車の運転手。
たくさんのお客(私たち)を乗せて走っている。
線路がY字に分かれたところにきた。
しかし、行くべき線路に対抗車両が走ってきている。
もう一方の線路を見ると、そこには息子・ジーザスが立っている。
息子を守るためにはお客を犠牲にするしかない。
でも息子を犠牲にすれば多くのお客の命が助かる。
このような選択で、神は息子を犠牲にして多くの人を救った。
乗客には犯罪者などの悪人もいた。
それでも神は息子を犠牲にして私たちを救った。」
すごく分かりやすい気がしました。
もう良い年の私の中に信仰心はそう簡単には見つけられそうにないけど
神様の愛があるから大丈夫、と常に心の中で信じられたら他の何より心強い支えになるのかもしれません。
ちなみに、あんまりクラスで宗教の話に触れることはお勧めしません。
先生によってはそういう話をしだすとコントロールが効かなくなっていい気分で聞いていられない時もあります。
私の先生はなんと英語初心者向けの聖書までくれました。
でも字が小さくてびっしりで、完読まで何か月かかるやら…
でもあきらめずに少しづつ読んでみることにします。