アキアカネのゆくえ

現在カナダでワーホリ中。お酒大好きで地に足が着かない妙齢女子の備忘録記です。

女一人旅・3日間の遺跡巡り@シェムリアップ


シェムリアップ旅、一人で遺跡を見尽くすには時間がかかるかなと思ってちょっと長めの5日間滞在しました。

 

3日間有効のチケットを購入し、前の記事で紹介したPassAppのみで移動しました。

結果、十分に遺跡を堪能出来たと思います!

遺跡巡りにフォーカスした旅の備忘録をまとめます。

 

1日目。

チケットオフィス~アンコールワット~プノンバケン~アンコールトム

 

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1 チケットオフィス

アンコール・ワット (Angkor Wat)

3 プノン・ケバン (Phnom Bakheng)

4 アンコール・トム (Angkor Thom)

 

チケットオフィス~アンコール・ワット

到着した翌日、先日記事にしたPassAppでバイクタクシーを呼んでチケットオフィスに行きました。

 

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料金は3days passが62USドル。

カード払い可能と聞いてたのでカードで支払いを希望しましたが、窓口で

 

「Machine doesn't work. ATM is over there.」

 

 

そんな…(;´・ω・)

ATM って軽くゆうけどキャッシング手数料高いのよ...! 

 

こんなこともあるのでキャッシングとカード払いでお金をやりくりする予定の人は一回のキャッシングで多めに現金引き出しておきましょう。

シェムリのカード社会はあんまり発展してません。

 

現金で支払い、何はともあれ3daysチケットGETです!

チケットオフィスからバイタクでまずはアンコールワットに向かいました。

 

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アンコールワットは堀?に囲まれていて、さらに巨大な庭?もあります。

バイクを降りてから遺跡までしっかり歩きました。

 

堀を超えてアンコールワットの敷地内に入ってから遺跡にたどり着くまで10分以上でしょうか。

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まだまだ遠いアンコールワット…!

 

遺跡に着いてからも結構中をグルグル歩きます。

壮大な遺跡群...圧倒されてるとあっという間に時間が過ぎていきました。

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静かに浮かんでる蓮も雰囲気があって素敵。

 

アンコールワット~プノンバケンへ

ここは、地図で見たら近そうだったのでケチって歩くことにしました。

そして後悔しました。笑

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地図では近いんですが、最短距離の一本道は危ないそうなので遠回りの歩道を行きます。

 象専用道路もあり気になりますが、大分グネグネ道ですね…!

ほんとに今でも象乗りはこっちの道なのかな??

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暑いなかを結構歩くうえにプノンバケン周辺は山道なので、体力奪われました。

f:id:pechelave94:20190321154022j:plainでもアンコールワットみたいに人ごみじゃなかったのが良かった。(^_^)

 

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山を登らされますが、その分ちょっと高いところからの綺麗な景色が楽しめます。

  

プノンバケン~アンコールトム

もう歩きたくなくてバイタク呼びました。

正直体力的に帰宅したいと思ってた三十路女ですが、気合いでトムまで向かいます。

 

アンコールトムもかなり人気の遺跡のようで、人の数がすごかったです。

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でもそれ以上に沢山の穏やかな顔達や美しい彫刻にうっとりしました。

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 しかし何個顔あるんだろ...!

ヒンドゥー教の寺院だと聞きますが、インド人の濃い顔とはあまり似つかない顔群でした。

 

1日目はこの3か所を巡って宿に帰宅しました。

合計で4時間半くらいです。

 

 

2日目

チャウサイテボーダ~スピアントマ~タ・プローム

~バンテアイ・クデイ~プラサット・クラヴァン

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1 チャウ・サイ・テボーダ (Chau Say Tevoda)

2 スピアン・トマ (Spean Thmor)

3 タ・プローム (Ta Prohm )

4 バンテアイ・クデイ (Banteay Kdei)

5 プラサット・クラヴァン (Prasat Kravan)

 

2日目はバイタクにチャウ・サイ・テボーダの手前で下ろしてもらってのスタートです。

 

チャウ・サイ・テボーダ~スピアントマへ

長い廊下?の先に四角い感じの遺跡が並んでいます。

 

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初日に見たプノンバケンにちょっと似てるかな。

というか見分けがつかんとも言えます。笑

 

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そこから少し歩くとスピアン・トマにたどり着きます。 

遺跡から木がはえてる!!

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こういうの見たかったんだー!と思う神秘的な絵。

長い時間をかけて遺跡の一部とその周りの木々が融合していく…全く相容れなさそうな物同士も時間がその敷居を超えさせていくのでしょうか。

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私たち人間もそのようにあれたら何よりなのですが。

なんてしんみりしながら汗を拭き、次の目的地へ歩きます。

 

スピアン・トマからタ・ケオをスルーしてタ・プローム

スピアン・トマからタ・ケオは距離も15分かからないくらいで歩くのもそんなに苦じゃなかったです。

ただ、タ・ケオは外観だけ撮れたら良いかなと思い、中へは入りませんでした。

 

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タ・ケオの外観

 

ここまでは良かったのですが

ここから次なる人気スポット、タ・プロームまで歩けそうな気がして、気がするままに歩いてしまったのですが、これが超絶しんどかった…

 

地図の直線距離で見ると大して離れてなさそうですが、タ・プロームは東側の入り口からしか入れないこともあり30分近く歩きました。

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暑い中何もない道を30分は消耗します。

節約派のあなたもシェムリでこの距離徒歩はやめましょう。

 

でもでも、いざ着いたらタ・プロームの迫力に疲れがぶっ飛んでしまいました。

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観光客の数は半端なく帰省ラッシュの東京駅みたいでしたが、それも理解できます。

それくらい圧巻でした。

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私のシェムリ遺跡巡りでは断トツでタ・プロームが心に残ってます。

人の造った歴史的傑作と自分よりも相当長く生きてきた木々の魅せる姿は、ほかの何ものも太刀打ちできないでしょう。

 

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中国人観光客に支配され気味で若干ウンザリもしましたが、遺跡に魅せられて元気になりました。

 

タ・プロームからバンテアイ・クデイへ

遺跡パワーで元気になったのを良いことにまた懲りずに徒歩でバンテアイクデイへ。笑

でもそんなに苦じゃなかったです。

 

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バンテアイ・クデイ自体は私にとって他の遺跡とあんまり代わり映えしませんでしたが、ここも立派な木達と遺跡が融合してて素敵でした。

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バンテアイ・クデイからプラサット・クラヴァンへ

バンテアイ・クデイから東に歩いていくと、大きな池?湖?が現れます。

見晴らしもよく、湖岸に牛が飼われてたりして珍しく歩いていて楽しいエリアでした。

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この水辺エリアはレストランが多く入って休憩しようかと思いましたが、思いのほかローカルで賑わっていて入りづらく感じました。

シティまで戻ってお昼にしようと今日最後の目的地、プラサット・クラヴァンを目指します。

 

距離は大したことなかったのですが日が高く上る時間になり、着いた頃にへばってました。(^^;)

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そしてこの遺跡、個人的にはわざわざ歩いてまで来なくて良かったな…という感想です。

色味の綺麗な遺跡ですが、規模が小さいので観覧時間5分くらい。

 

よしよし帰ろう、と思ったところで、電波がなくて配車アプリが使えないことに気づきました。

この周辺はスマホ使い物にならないようなので専属ドライバーなしで行く場合は気を付けましょう。

 

私は半泣きでトボトボ歩いてたら、トゥクトゥクのおっちゃんが街まで乗せてくれました。

 

3日目

アンコール・トム~ バプーオン~ 象のテラス~ ライ王のテラス

 

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1 アンコール・トム (Angkor Thom)

2 バプーオン (Baphuon)

3 象のテラス (Terrace of the Elephants)

4 ライ王のテラス (Terrace of the Leper King)

 

3daysパス最後の日。

大分歩き疲れしてたので、遠出しないでアンコールトムとその北側にある遺跡群を責めました。

 

アンコールトムは初日に来ましたが暑くて集中できなかったので、改めて体力100%で見に来てみました。

 

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細かい彫刻もしっかり堪能できました。

 

アンコールトムからバプーオンは歩いて10分くらいでしょうか。

まだ朝早い時間に出たので涼しくて、楽にたどり着きました。

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象のテラス~ライ王のテラス

この辺は人もそんなに多くなく楽に歩いて回れました。

象のテラスは壁画に象がたくさん彫られていて新鮮です。なんか戦ってるようにも見えるけど、、

 

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ライ王のテラスは彫刻だらけの壁が迷路のようになっていました。

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内部ではクロネコさんがお休み中。

観光客がびっくりしていても微動だにしない肝坐ったネコちゃん。

 

またこのエリアは野性のお猿さんも多かったです。

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マンゴーを持って家族で食べるお猿さん一家…かわいらしい(^^)

 

最終日はお散歩みたいな感じで歩き回って、早めにシティに戻りました。

 

まとめ

長くなりましたが、徒歩とバイタクで十分満足のいく遺跡巡りできました。

ちょっと無駄に歩きすぎた気はしますが日ごろの運動不足解消と言うことで…(^^;)

 

遺跡たちはもちろん素晴らしかったですが、よく似た遺跡同士も多かったです。

私にとってはですが、プラサット・クラヴァンなど省いてもよかったなぁと思うところもありました。

皆様行かれる際はGoogleMapなどでチェックして、自分にとって魅力ある所を回れるプランを練ってくださいね。

事前の情報収集が大事だな~と改めて思った今回の旅でした。

 

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