アキアカネのゆくえ

現在カナダでワーホリ中。お酒大好きで地に足が着かない妙齢女子の備忘録記です。

女一人旅~象に乗って川を渡る初体験@ルアンパバーン

 

ここルアンパバーンで街を歩くと、象と触れ合えるツアーを用意したツアーオフィスがたくさん並んでいます。

 

その中でも象の保護に力を入れている評判の良い会社を見つけて、参加してきました。

象のかわいさにメロメロになった体験談です。

 

街中でツアーを見つけて申し込み。

 

町歩き中にツアーオフィスを見つけて、その高い評価に惹かれて申し込みました。

MandaLao Elephant Conservationというオフィスです。

mandalaotours.com

 

半日ツアーが39ドル、フルツアーが65ドルでした。

半日ツアーをカードで支払って申し込みました。

 

翌朝8時~8時半にピックアップと言われていたので朝ご飯を食べながら待っていましたが、なかなか来ない。

8時45分にようやくピックアップされて、バンに乗って象のエリアへ向かいます。

 

他の参加者はフランス人姉さん2人、英語圏の女子3人組と私。

全員女子なのは女子には象好きが多いということでしょうか?

 

目の前に放し飼いの象が! 

着いた場所にはいきなり何頭かの象がいて、ムシャムシャと休みなく草を食べています。

なんだかとても楽しそうにしていて、見ていて和んじゃう。 

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この団体が飼っている象は皆メスだそうです。

オスはちょっと気性が荒くて人を乗せるにはメス象の方が安全とのこと。

 

象までメスオンリーとは、すごく女子比率の高い場所に来てしまいました...! 

 

3人ずつの2グループに分かれて、まず象に乗るための場所へ移動します。

 

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ボートで川の向こう側に着くと、背の高い象に乗る為の台と、乗られるのを待っている象がいました... !

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象使いの方々はベンチにでも座るノリで象の上に居ます…笑
  

ついに象の背に跨がる!

象なんて乗るのはおろか触るのもこんなに近くで見ることも初めての私達参加者3人。

みんなちょっと怖くて、あなたからどうぞ状態。笑

 

しかし象をイライラさせてもいけないので、意を決して象の首もとに跨がります。

馬に乗る時みたいな足をかけるところとか手綱などなく、

 

「象の頭に手をついて前に体重をかけてね!」

 

のみ。

高い!怖い!!

 

でもスタッフさんが後ろに一緒に乗ってくれてちょっと怖さが和らぎます。

 

のし、のし、とゆっくり1kmくらいのコースを進んだあと、象の背に乗ったまま船で渡ってきた川を戻ることに。

 

水深が象の目元くらいまであり、宙ぶらりんの私の足が濡れないように?なのか、象が耳でバタバタと足を叩いてきました。

 

象の上でほふく前進みたいなポーズになりながら、川を渡りきります。

 

落ちなくて良かった~と一安心してるところでスタッフさんが写真を撮ってくれました。

 

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ヒヤヒヤしましたが象ライディングは15分くらいで終了。

私を乗せてくれたのは72才のおばあちゃん象だったそうです。

安全歩行ありがとう!

 

滝見学とランチ、そして再び象を眺める

そのあとは船でTat Saeという滝に行きましたが乾期真っ只中のため水が減っていました。

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他の参加者で、昨日行ったKuang Siという滝は水いっぱいで泳げたよ~と話していたのでここが特に干上がってたのかもしれません…

 

30分くらい水のない滝(^^;)とその周辺のジャングルを見て、またボートで戻りました。

滝!と呼ぶほど勢いはありませんでしたが上流にいくと青い水が流れてました。 

 

 

Elephant villageに戻って、小さな展示室やを象の糞から紙を作るプロジェクトを案内されました。

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象の糞からできた紙。

全然匂いはしませんでした…!

 

そのあとはランチタイム。

ご飯の写真撮り忘れましたが、野菜多めのバイキング形式で美味しかったです。

 

そのあとは他のグループが帰ってくるまで象に餌をやったり、フリーのコーヒーを飲んで一服したりと好きなように過ごせました。

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ここにいる象達、商売のために飼われているのにすごく伸び伸びと暮らしています。

 

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パイナップルの葉っぱをモグモグ…

 

でもスタッフさんの話によると、多くのツアー会社ではもっと象を働かせているそうです。

 

というのも、象を飼うにはすごくお金がかかるんだそう。

餌はパイナップルの葉っぱやサトウキビで高いものではないけど、一日に300キロ近く食べるし水だけでも一日250リットル飲むという…!

250リットル、調べてみたら小さい浴槽に水を満タンに入れた時くらいの量らしい…!

 

もとを取るために飼い主は象を一日中働かせなくてはいけない。

さらに象牙の需要で殺されたり、中国に爆買いされたりしている象もいるようです。

かつてラオスは100万頭の象の国、と呼ばれたそうですが、今は野性と飼育で1000頭を切っているという。

 

これから先ラオスの象が守られていくためにも、観光客として象にとってプラスなツアー会社を選べて良かったなと思います。

 

まとめ

象乗り体験は15分くらいと短かったですが、大変スリリングでいい経験になりました。

象たちみんな可愛くて、彼らを眺めている時間すらも癒されちゃいました。

象乗りツアーを扱う会社はルアンパバーン中にたくさんありますが、象の自然な姿を見たい方ならこのツアー会社は良い選択肢になると思います。

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