アキアカネのゆくえ

現在カナダでワーホリ中。お酒大好きで地に足が着かない妙齢女子の備忘録記です。

ワーホリ@トロント~シェアハウス入居3日で退去を決定~Hoarderという単語を学ぶ。

 

トロントでは夏に引っ越しする人がとても多いそうです。

 

なんで?

と聞くと、

 

だって寒いときに引っ越しなんかしたくないじゃん!

 

と返してくるトロント人…

寒い国の人だから寒くてもへっちゃら!というわけでもないんですね。

 

そんな私も今月住み始めた家から来月よそへ引っ越すことになりました。

理由は、だって夏だから!

…ではなく今の家に色々問題があるからなのですが、

どんな感じか愚痴交じりの備忘録を残そうと思います。

結構長いです。 

 

どんな家?

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~私の現在の家のスペック~

地下鉄駅から徒歩5分

Young駅まで電車で約10分

最寄駅前には遅くまでやってるスーパーやパブもあり便利。

 

2階建て&地下がある一軒家

私の部屋は1階にあり広め

キッチン、洗濯機、バスルーム共用

Wifiあり

レントは全て込みで月$550

 

オーナー:独身アラフィフ男性。2階に住んでる

テナント:私の他に女性が2人

この家を最大4人でシェア

カナダのサイトKijijiで見つけたので日本人は私だけ

 

ここまで書いてるのを見たら、良いところに住んでるなぁと思われるかもしれません。

実際レント600以下でランドリーがあって駅徒歩すぐ、大人数シェアではないというのは珍しいです。

しかし…1か月で引っ越すのにはそれなりの理由があります。

 

何がそんなに嫌かって

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私はちゃんと家の内覧に行って、オーナーと話をしてから住むことを決めました。

しかし正直、家がなかなか見つからなくて、困っていた時期です。

 

家探し中…

 

連絡しても返事がないのは普通、

見学時間直前に「他の子と契約しちゃったわ」と言われたり、

駅徒歩5分!という物件に行ってみたら実際は駅まで15分以上歩くやん!とか。

 

夏はトロントに人が集まってくる時期なので完全に売り手市場のようです。

 

もう少し時間にゆとりがあれば色々見た上で選んで決めれたと思うのですが

あまりに選択肢がなく

私が現在の家に決めた時は選ぶ、というより妥協する、という感じでした。

 

 

オーナーはアジア系カナディアンでずっとシングルだそう。

「でしょうね。」

とうなずきたくなる感じが漂っています。

 

髪の毛ぼさぼさでヨレヨレの服着てて、世捨て人感がすごい。

家の中もなんか(謎な)物が多くて汚い。

 

でもこのオーナー、話すととてものんびりした良い人なんです。

 

いつ住み始めても良いし、いつ出て行っても良いよ。

と、ミニマムステイもなくフレキシブル。

 

引っ越しの時は車で荷物を運んであげるよ。

と、実際に入居の日、私の前の家まで片道1時間かけて車で迎えに来てくれたり、

 

彼がピザとか大きいポーションのものを買ったら

食べきれないから食べていいよ~

と連絡くれたり、

 

必要なものがあれば何でもいってね!

と言ってくれたり、何かと優しいです。

 

女性テナントで固めてるからって別にエロおやじとかでは全くありません。

 

じゃあ何が嫌なのか。

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彼の生活習慣がDisgusting!なのです。

 

 

謎の植物(野菜なのかも)とかを鍋で煮込み始める→その後数日放置

チーズとか肉とか明らか要冷蔵の食材でもその辺に置きっぱにする→何日も放置

トイレを使ったあと流さないで放置

 

そして、どこからかジャンクを拾ってきて修理して使うのが趣味らしいんですが、

そのジャンク達が内覧時より増えている…!

 

拾ってくるのは、洗濯機の蓋部分とか自転車の車輪とか扉のない電子レンジとか、、

 

いつかゴミ屋敷になってしまいそう。。。というかなってないのが逆にすごい。

いや、もしかしてもうなってるのか?!?!

 

そしてデリカシーがない。

 

夜中に私がトイレに行ったとき。

トイレのドアが開いてて電気もついてなくて、誰もいないと思い入ろうとしたら

中から

 

Hello~(・ω・)

 

って声が、やめて、怖いから!!( ;∀;)

閉めてくれ。せめて電気をつけてくれ。

 

そして、流してくれ!again!!

 

入居3日目に、

「すみませんが来月退去します。」

とメールを送りました。

払ったレントを捨てるほど裕福ではないので今月は我慢して滞在、その後退去と決意。

彼も最初のいつ出ても良いよ~との言葉通り、特にもめたりはしませんでした。

 

しかしその翌朝。

まだ7時ごろ、寝ている私の部屋のドアをノックする音に起こされる。

 

Hi, good morning~

 

ん?

オーナーか??

なんで???

 

オーナー>This is the room which will be avairable from next month.

 

はい?

 

知らん子>Hi how are you? Oh sorry, were you sleeping?

 

って、女の子が登場!部屋見に来たようである。

 

いやいやいや私寝てるやんけ…(;^ω^)

まさか知らない人に寝起き(というか寝てたわ)で部屋を見せることになるとは…

 

彼女もたぶん引いてたわ。

 

とにかく何かにつけて常識がないのです。

しかも自分では気付いてない。

天然ほど悪いものはない。

 

物を溜め込む人。

こんな話を1から10までネイティブの同僚に話したら、ガハハと笑われ

 

He is a funny hoarder!

 

と、知らない単語が出てきました。

 

最初holderって言ってるのか?と思いましたが、hoarderです。

 

Weblioの翻訳によると、

“物をためて、将来使用するためにそれらを隠す人”

 

…なんか若干違う気がするけど、日本でもTV番組に出てくるゴミ屋敷ありますよね。

あんな風にものを病的に集めて溜め込んでしまう人を英語ではHoarderと呼ぶそうです。

 

YouTubeでhoardersで検索すると色々でてきます。

食欲を失うので夏バテ中の人とかは見ない方が良いです。

 

オーナーの彼はHoarderである以前になんか問題あるようにも感じますが、

 

でもおかげさまで1つ語彙が増えました。(前向き)

 

まとめ

長くなりましたが、やっぱり家探しは大変ですね。

でも、ありえない!!思うことがあるとき、なんかちょっとそれを楽しんでいる自分もいる気がして、結局自分で災いを呼び込んでる?飛び込んでる?のかも…?(;^ω^)

幸い次の家は決まったので、来月からは平穏な暮らしに戻ることを願います。


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