トロントのご飯屋さん~初のイエメン飯!@CAMEL RESTAURANT
リトル・イタリーにリトル・インディア、リトルジャマイカにリトルポルトガルなど様々な人種が街を作り上げているトロント。
私はよくGreek Townに行きます。
Pape駅近くにある図書館がお気に入りという理由です。(小さいけど席が多くて割と空いてます)
Greek townはその名の通りギリシャレストランがたくさんあるのですが、意外と他のレストランもあって調べてると行きたくなるお店がいっぱい。
先日はあまり馴染みのないイエメンのレストランへ行きました。
イエメンってどこにあるの?という知識レベルでしたが、どんなメニューがあるのでしょうか??
イエメン料理屋さん・Camel Restaurant
Yemenレストランです!
平日5時半くらい、ちらほら1人のお客さんが居ます。
メニューは結構シンプルでチキンorラムの料理+ベジタリアン料理がひとつ、全部で7種類です。
表に貼ってあるのでこっそりメニューだけチェックもできます。笑
他にもサイドで小さいスープや、飲み物で紅茶やミルクティーもあります。
店内のテーブルにはダイレクトにビニールのテーブルカバーがかけてありました。
カバー変えればテーブルを拭く必要がなさそう。賢い!
店内は整然としています。
普段食べないラムの料理にしようと思ってオススメ聞きました。
色々説明してくれて、どれにしようか迷っていたら、
ごめんラム料理、今日はメニューの1個目のLegendaryなやつしかないわ。
と言われ素直にそれにすることに。
お会計は食事後に払うシステムで21ドル?くらいでした。
料理はオーダー後5分くらいで出てきて、ファーストフード並みだなぁと驚きます。
そしてご飯の量にも驚いた!
これって一人前なの?って聞いたら、
うーん、1.5かな?大丈夫いけるよ!
となんか励まされました。笑
ラムはスパイシーなご飯の中からゴロゴロ顔を出します。
スプーン一本で問題なく食べれるくらい、ホロホロのラム。
Tenderって単語はこういうお肉に使うのね。
提供はファーストだったけど、手間をかけて調理されてるように感じます。
野菜も新鮮、小皿で添えられたトマトソースも爽やかでスパイシーな口の中をスッキリさせてくれます。
スープは色んなスパイスが入ってるのか、薬膳のような苦味がありました。
そしてこのお米、スパイシーなだけじゃなくて思いのほか柔らかい。
でんぷん少なそうな長細いお米でこんなに柔らかいの初めてでした。
食べてるうちに口の中がスパイス感で満たされていきます。
風味はカレースパイスに近いですがまたちょっと独特な感じ。
毎日こういうの食べてたら体臭がスパイシーになったりするのかしら...
お店を見回すと店員さんお客さん含め、白人もアジア人も全く見かけませんでした。
みんなイエメン人?ではないかもですが中東感が出ています。
全然一人で入りやすい雰囲気だったんだけど、たまたまかな??
ちなみに食べながら調べたイエメン情報。
イエメンってどこ?!どんな国?!
という無知度の私(;_;)
せっかくなので調べてみました。
アラビア半島に位置するアジアの国。
周辺国は地図の通り。
北にサウジアラビア、東にオマーン、海を挟んで南にソマリアなどのアフリカ諸国。
国民ほぼすべてイスラム教を信仰、でも同じイスラム教内での宗派の違いで今もまだ長く続く内戦の最中だそう。
むぅ、、過激派組織XXX派がOOを爆破!とかはニュースでもたまに耳にしてましたが、正にそういうのが起きている地域だとは。
中東で最も貧しい国のひとつとされているようです。
でもカナダ政府がこういった国からの難民受け入れを積極的に行っているおかげで多様な人種や文化に出会えるのですね。
まとめ
初イエメンご飯屋さん、美味しかったしフレンドリーなお店で居心地よかったです。
お料理はスパイスがたくさん使われてましたが、辛い!という感じではなくむしろ爽やかな気分になりました。
まだしばらく続く暑い季節の間に他のメニューも試してみたいです!