モントリオール小旅行~飲んだ後は本場のプーティーン@La Banquise
モントリオール日記の続きです。
カナダ料理の話になると必ず出てくるプーティーンですが、その本場はモントリオールのあるケベック州だそう。
カナダ来て7カ月以上、まだ食べたことのなかったこの料理。
さすが本場のモントリオール、1968年創業&24時間営業のプーティーン屋さんを見つけたので、ついに食べに行きました。
そもそもプーティーンて?
これは日本ではあまり見かけなくなったウェンディーズのプーティーン
日本では見かけないけどどんな食べ物なのか??
ざっくり基本のプーティーンを説明すると、
グレービーソース(肉汁のあんかけみたいなの)と
カードチーズ(フレッシュな種類のチーズ)を
フライドポテトにかけたものです。
正直、料理というよりはスナック!!!ですよね、日本人からすると。
今から50年以上も前に、とある急いでたお客さんがレストランのオーナーに
「ポテトとチーズ一緒の容器に入れて!」
と頼んだという。
その二つは別々のメニューとして提供されていたそう。
そのポテトとチーズが一緒になった容器を見て、オーナーが
「This is a poutine!」
と言い放ちました。
poutineはフランス語、英語だと "mess"
ごっちゃり混ざったポテトとチーズに放ったオーナーの一言。
今では有名なカナダ料理の名前になっているという。
どんなものにもストーリーがあるもんですね。
La Banquise
はす向かいのパブで飲んだあとに寄りました。
時刻は既に夜中の1時を過ぎていますが、店内は依然人がいっぱいで賑やか。
見渡した限り、ほとんどみんなプーティーンを食べています。
席に案内されてメニューを渡されます。
プーティーンの種類、なんと30種類...!
ハンバーガーとかサンドイッチについてくるポテトを追加料金でプーティーンにすることもできます。
悩んだ末にオニオン+ground beefがのったものをオーダーしました。
オーダー後すぐにお会計を済ませる仕組みのようでサーバーさんに伝票とカードマシンを渡されます。
デビッドで支払い、しばらく待っていたら
来ました!
これがプーティーンか!
でかい!!!
しかもまさかこんな煮込まれたオニオンがのってるとは!
さっぱり辛いフレッシュオニオンと思い込みました。
だってフライドポテトに載せるんでしょ、それなら普通、、、
いや、私の普通はここでは通用しない…!
お肉、チーズ、玉ねぎ、全部美味しい。
カロリーは気になるけどポテトも美味しいです。
ただ量がものすごく、こんなの深夜に食べてたらいつか成人病なりそう。
そしてさすがに飽きが来ます、、
二人でシェアくらいが良さそうな量。
20分くらいつついてもまだ有り余るポテト…!
ここはお酒も置いてるので、ビール片手にプーティーンつまむなんてことも出来ます。
でも時間的な問題か、飲みの後の〆っぽく食べてる人が多かったです。
う~ん、美味しいけど、超アンヘルシー!!
まとめ
日本では飲みのあと〆のラーメンですが、〆プーティーンもなかなかありでした。
冬が長くて厳しいモントリオールで生き抜くにはこれくらいペロリと食べなきゃいかんのかもしれません。
行列になる時もあるらしいので、ディナーなどピークの時間は避けて訪ねるのがおすすめです。