ワイナリー4軒&テイスティング15種類!!ワイナリーツアー@ナイアガラ
先日、私はビールだけじゃなく日本酒も好き、と冒頭で書きました。
実は私ワインも大好きです。
過去を振り返ると一番長くやってたのはワイン系の仕事でした。
なのでワインが一番馴染みのある飲み物かもしれません。
今回は先月参加したナイアガラオンザレイクのワイナリーツアーのことをまとめたいと思います。
Winery Tours of Niagara
ナイアガラエリアでワイナリーツアーをしてる会社はいくつかありますが、私はこちらを利用しました。
Wine Tours in Niagara on the Lake, Winery Tours Niagara
こちらを選んだ理由は、
- 安い
- 昼食付じゃない(ナイアガラオンザレイクの街で好きに食べれる)
- 毎日やってる
の3点。
ツアー内容と金額は、
ナイアガラ発着&4軒のワイナリーでテイスティングが出来る→$100くらい(税等込)
そんなに安くないですが、他のツアーだともっとします…物価高いぜカナダ!
そして一人参加なので、一人で好きなとこにランチ行けるのもGood!
そしてそして何より、前日申し込みが出来たのは大きいです。
観光客の多い夏は毎日やるけど、冬場は前もってお客さんを確保出来た日だけ決行…という会社が多くて。
冬はそもそも参加できるツアー自体かなり限られます。
ここのツアーは冬でもほぼ毎日Availableなので、前の日に突然ワインツアー行きたくなっても受け入れてくれました~!
ツアー当日
ツアーバンがナイアガラの宿泊ホテルに迎えに来てくれます。
私はホテル泊じゃなかったのでお迎え待ち用にアクセスの良いホテルを伝えておいて、そこでピックアップしてもらいました。
ツアーガイド兼ドライバーは白人おじいちゃん。
カナダ人とは思えないほど英語がなまってて何ゆうてるか分かりません…!
でも車内で小粋なジョークを飛ばしてツアー客を笑わせてたり、俺の英語聞こえてる?!とか気にしてくれたりとても良い人でした。
他の参加者はアメリカやカナダの他の州から来た熟年カップルが4組。
オーストラリアでワーホリ中もよくワイナリーツアー行ってたんですが、大体アジア人も一人参加してるのも私だけ。笑
まぁ気にせず、最初のワイナリーに向かいます!
Konzelmann estate winery
古いお屋敷のような見た目でめちゃ新しそうな内装のワイナリー。
名前からちょっと感じるようにドイツ系バックグラウンドだそうです。
中に入るとすぐにテイスティングルームへ案内されました。
しっかりしたおつまみセットが出てきます。
ハム、チョコにチーズ。ワインのお供たちですね!
ワインは4種類出てきました。
左から赤・白・ロゼ(桃ワイン)・アイスワインです。
ここのBaco Noirの赤ワイン、とても落ち着いててドライフルーツみたいでした。
今まで飲んだBacoで一番美味しかったです。
またPecheという桃ワイン(右から2つ目)がここのベストセラーらしく、とてもフルーティでやや甘口。
女性受け良さそうな味わいでした。
PILLITTERI ESTATES WINERY
二軒目に訪ねたのはイタリア系家族が経営するワイナリーです。
甘口ワインで有名だそう。
かなりおしゃべりでコメディアンみたいな兄さんがワイナリーの中を案内してくれました。
内部の醸造設備。
どのタンクが発酵用で…みたいな説明を聞きました。
そのあと貯蔵庫の方へ。
とてもゴージャスな内装でお金持ちなワイナリー感がひしひし。
使わなくなった樽をバラして作ったという壁。
地下の樽貯蔵庫も見せてくれました。
冷暖房ナシでも年中ちょっとヒンヤリ、くらいの気温が保たれてるそう。
雪降る屋外から来たのであったかく感じました。
このヴィダル(ブドウ品種)のアイスワイン!
人気TVドラマFRIENDSのROSSが樽ごと購入して、今もここで寝かされてるそう~
彼、甘党なのかな~
ポリタンクに入った醸造待ちのぶどうジュースたち。
外で保管されてて、さすがカナダだなぁと思いました。
冬場に外が冷蔵庫より暑くなることないもんね。
テイスティングは赤白1種ずつと、甘口が2種類。
案内人の兄さん。トリップアドバイザーで5スターつけてくれたらディスカウントするで!ゆうてました(笑)
白はゲヴェルツ&リースリング、赤はオリンピックの公式ワイン?にもなってるそう。
味はどちらも普通に美味しいです!
甘口は…私が普段飲まないので評価しづらいですが…
赤のアイスワインは結構珍しいのもあってかたくさんの人が買っていってました。
ちなみにオリンピックワインは1本買うごとに1ドルアスリートに寄付されるそうです。
Caroline Cellars
お昼ご飯のための自由時間の後。
3軒目は大きな洋風古民家?みたいなワイナリー。
中にはレストランも入ってます。
ここのワインは生産量少なめで、このワイナリーでしか買えないそう。
そういうのもあってか他所より他のお客さんの数が圧倒的に多く、
沢山の人が真剣にテイスティングしてました。
ここはテイスティングメニューが決まってません。
ワイン一覧から好きなのを4種類選んで飲めるシステムです。
ワイン一覧、こんなやつが裏表…
小難しい!!
これ渡されて固まる一同。笑
数が膨大で何選べばいいのか分からん!てみんなで困ってました。笑
こんだけあると選ぶの楽しいけど、大変だよね~
私はフランスの有名ブドウを3つチョイス。
・リースリング→すっきりフルーティでドライ。
・オーク樽熟シャルドネ→樽感+酸味が強い、ドライ。
・カベルネフラン→ちょいスパイシーな香り、酸味強めでドライ。
どれもドライで、味自体はその品種の典型的な感じです。
最後の1つに、初めてFoch100%のワインをいただきました。
・Foch →イチゴキャンディーと野生植物の香り。
甘酸っぱくてjuicyで軽くてボジョレーヌーボーのガメイみたい。
メニューの内容はアイスワインがたくさん、フルーツとの混醸した甘口ワインも多かったです。
雪の積もる畑でアイスワイン用?のブドウが残ってるのを見つけました。
この子もちゃんとワインになるのかな~
PONDVIEW ESTATE WINERY
最後の4軒目!!
正直もうヘロヘロです。
最後は3種類のテイスティングでした。
もうワインの写真すら撮ってません…すみません…
甘めな白と、超軽い赤、アイスワインでした(うろ覚え)
ここのワインはトロントのLCBOでも見かけるので、結構大きなワイナリーだと思います。
テイスティング終了後、もう何も飲めない…と沈んでたら壁に何かの張り紙を発見。
アイスワインのシューター?
70%カカオのチョコレートカップごと飲む(食べる?)だと???
好奇心に負けてシューターしました。
ワインめちゃくちゃ甘いのに、チョコレートの甘さや苦さをしっかり感じます。
ワインが甘すぎてチョコの味なくなるんじゃと思ってたのでびっくり!
甘口ワインは得意じゃなかったけど、これはちょっと感動しました!
かなーり贅沢なアイスワインの消費法だとは思いますが…
ちゃんと家でもシューターできるようにチョコとワインのセットもありました!
ちょうどバレンタイン前だったからかな…可愛く包まれてました。
そんなこんなで4軒のワイナリーツアー、朝11時ごろに出発して夕方4時ごろに終了しました。
長い一日でしたが色々回れて楽しかったです。
まとめ
ナイアガラのワイナリーが他所と違うなと感じたところは、アイスワインの登場回数の多さ。お土産に買って帰る人もとても多かったです。
他のワインはドライで軽めなものがほとんどでした。これも気候を考えると納得です。
VidalやBaco Noir、Fochなど日本では見かけないブドウのワインも多く、ナイアガラ独特のワインたちを楽しめた気がします!