トロントのクラフトビール~ツアーが楽しい!@Steam Whistle Brewing
3月も終わりが近づいてきましたね。
先の見えない自粛生活まっしぐらのトロント。
私の行きたいお店たちリスト!
はコンプリートされないままトロント滞在がそろそろ終わります…(;_;)
行ける時やれる時に何でもやっとくことの大事さ…今後の教訓です。
ところで今日は初・ツアー目的で訪ねた大御所ブルワリーの日記です。
こんだけブルワリー行っといてツアーはこれが初めてでした!
Steam Whistle Brewing
たぶんトロントのブルワリーの中で、最も多くの日本人が訪ねてると思われるのがこちらです。
明日行きたいな~と思ってサイトを訪ねたところ、ネットから翌日のツアーを予約できました。
ツアー代金は税込み$13くらいで時間は30分、平日でも2時の部、3時の部など細かく分かれています。
到着し中に入るとすぐにリテイルショップがあります。
その前に積みあがってるビールのケースたち。
リテイルショップではシャツやグラスなどはもちろん
キャンドルやソープまで売ってました。
さすが巨大ブルワリー!!
カウンターへ行くと忙しそうにビールを注いでるスタッフさんたちがいました。
ツアーの予約をしてます、と伝えるとちょっと待ってて~と言われてその10分後くらいにブルワリー内の別室に案内されました。
Heeey younge lady how are you!
Here is your beer!!!
部屋に入った途端、黒人のツアーガイドさんが元気よく迎え入れてくれました。
はい!と当たり前のようにグラスビールを渡されます。笑
これはその部屋にあった冷蔵庫。
他の参加者はカナダ人兄ちゃん2人とマイアミから来たという女子3人組、スウェーデンから旅行中のおじさんが1人。
まずはちょっとしたビデオを見てくれ!!
とガイドさんが部屋を真っ暗にし、モニターにSteam Whisleのオーナーが現れます。
このブルワリーの成り立ちなどを3分くらいで語ったビデオでした。
なんでも解雇されたた3人の男性たちがスタートさせたビジネスなのだとか。
これを見終わるとブルワリーツアー開始です。
グラスビールは回収されるようで、もったいなくて飲み干す私。
おっ飲むね~!じゃあこれはい!
と、今度はガイドさん瓶のビールをくれました。
飲みっぱなし…最高かこのツアー笑
ブルワリーの中の醸造タンクや生樽を詰めてるラインを見ながら歩きます。
Keg(生樽)詰めライン。
発酵と熟成ライン。
これは確か麦汁煮込みライン…?忘れちゃった;
建物の中はたくさんの絵画や作品が飾ってあって、見ていて楽しいです。
若いアーティストの支援活動をされてるそうで、ビール片手にモダンアートも楽しめちゃいます!
途中で寄った広いホール?みたいなところはもともと駅舎だったそう。
なるほどそういうのもあって外に電車が飾られてるんですね。
ここはたまにイベントとかで使ってるそうです。
ちなみに外の電車
今にも走り出しそうな可愛い電車と踏切、ブルワリーの正面に飾られてます。
ブルワリーのオフィス?みたいなところでお偉いさんポジション?のような女性が現れて色々話してくれました。
その時に、お偉い姉さん私を見て、
まぁ!あなただけトゥークをかぶってないのね!
ないと風邪ひいちゃうわよ!
あんた、後でこの子にうちのトゥークをプレゼントしてあげて!
とガイドさんに命令していました。
トゥーク=Toque
はカナダ英語でニット帽のことで、カナダ人はかなりの割合でかぶってます。
この時は私以外確かに全員かぶってました…屋内で働くガイドさんさえも。笑
私はあんまり帽子かぶる習慣がないので冬用コートのフードで十分と思ってました。
でもモントリオール行ったときは耳も頭も痛いくらい寒かったので、本気で寒いときの必須アイテムなのかもしれません。
お偉い姉さんの居た部屋。ここもたくさん絵が飾ってありました。
ツアーはそんなこんなで終了し、タップルームに戻ってきました。
ツアーは終了だけど、もっと飲みたかったら注ぐからゆってね~
ここでは今まで飲んでたやつのアンフィルター(無濾過)版も飲めるよ!
て、ガイドさん。どこまでも気前が良い。
その数分後、忘れるとこだったわ~とガイドさんが私のところへ。
はい!これ君のトゥーク!!
えぇ~~~これ、いくらするやつ?
と貧乏人丸出しで聞くも、This is gift !!
と言って笑顔で去ってしまいました…!
ツアー代金より高そうだぞトゥーク…!
なんか申し訳なくてお土産にビールいっぱい買って帰りました。笑
ちなみにビールの話を全然書きませんでしたが、
Steam WhistleはPilsnerとPale Ale、2種類のビールのみを造っています。
街のバーなどでは緑ラベルのピルスナーをよく見かけます。
私はあまりピルスナーを選ばないので飲む機会が少なかったんですが、この日をきっかけに見かけたら飲むようになりました。
彼らのビールはすっきり飲みやすくてビール好きなら誰でも好きな味だと思います!
ちなみにここのブルワリーの兄弟ブルワリーについて、過去にブログ書いています。
まとめ
行ってから知りましたがトロントタワーの真裏にあるブルワリーでした!
立地もさることながら、彼らのホスピタリティと万人受けするビール。
観光で来られる方の多くが立ち寄るのにも納得です。
ここを訪ねるならぜひツアーに参加してみてください。
難しい話は全然なくて、ビール関係なく楽しめると思います!!