トロントのクラフトビール~WOODHOUSE BREWING(コロナの影響でバーは閉店中)
先月末、ついにカナダを出国しました。
まさかこんなふうにワーホリが終わるとはかけらも想像しなかったなぁ。
3月末時点で、全てのイートインスペースが閉まっているトロントですが、多くのブルワリーがビール販売のためにOPENしています。
今日は私がトロントで最後に訪ねたブルワリー日記です。
WOODHOUSE BREWING
実はこの場所、去年(2019年)の夏ごろは違うブルワリーがあったんです。
その時はLOT30というブルワリーでした。
訪ねると、
「ごめん…うちら今日付けでビジネスを売っちゃったんだ。」
と、こんな悲しい顔見たことない!てくらい悲壮感に包まれたスタッフさんが登場…!
よりによって今日!?
トロントのブルワリービジネスって超過酷な競争下にあるのかも…!
そんなことを思いながら立ち去ったのを覚えています。
それから半年ほど経った今年の1月ごろに前を通ると、このWOODHOUSEブルワリーが出来ていました。
外観は変わってませんが、前より木がいっぱい使われています。
店内も木の優しい雰囲気を感じる内装です。
…とは言えこの日は既にバー営業は停止中、ビールの販売のみ。
店内に一度に入れるのも一組までです。
ドアを開けようとしたらまだ中に他のお客さんがいたため、ジェスチャーで止められました。
スーパーや酒屋などその他のところでも、トロントでは入場人数に制限があり厳しいです。
まだ冬の寒さが残る中、スーパーの外に人が並んでるのをよく見かけました。
前のお客さんが出てきてから中に入ります。
この日は9種類のビール。
右側のカラフルな4種類は酒屋LCBOでも見かけるビールで、ここでは造られてないそうです。
左側の5種類がここで造ってる、ここでしか買えないビールだよ!
と言われ、そっちを中心に4本テイクアウトしました。
手書きのビアスタイル。クラフト感を際立たせてます。
Hefeweitzen
小麦感があってすっきり、苦み控えめ。飲みやすい
SAISON
Hefeweitzenにちょっと柑橘フレーバーが加わった感じ。
CHERRY KOLSCH
桜餅みたいな香りでほの甘酸っぱ&ほの苦く、爽やか。
美味しいコルシュ!
STOUT
コクとほろ苦みがありつつすっきりした味。
毎日1本ずつここのビールを飲む日々。
どれもバランスが良くて飲みやすい味わいでした。
まとめ
トロントではお酒の店頭販売だけでなく、デリバリーを始めるブルワリーもたくさんありました。
ブルワリーだけでなく、レストランやバーもデリバリーでのお酒販売ができるようになったとか。
飲食店がこの苦境を乗り越えられるようにルールもどんどん変わってるんですね。
1軒でも多くのお店が無事にまたオープンできることを心から願っております。