アキアカネのゆくえ

現在カナダでワーホリ中。お酒大好きで地に足が着かない妙齢女子の備忘録記です。

カナダからアメリカへ歩いて国境を越えた時の話。

  

今年2月ナイアガラのワイナリーツアーに行った時の日記・続編です。

 

ツアー後、帰りの電車までの待ち時間が3時間近くもありまして

何して時間潰そう…座り込んでグーグル先生に相談しました。

 

色々調べた挙句、国境を越えてみることに決定!

 

そう、ナイアガラの滝の向こう側はアメリカNY州、橋を渡って徒歩で越境できるのです。

島国の生まれとしては徒歩で国境を越えるとか馴染みがなくてちょっとワクワク…

 

ツアー後のほろ酔い状態でしたが無事行って帰ってこれました~

 

国境をまたぐ橋・レインボーブリッジ

こんな名前ですがお台場のやつではありません。

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ナイアガラ川にかかるこの橋を渡ると徒歩でカナダからアメリカに行ける!

と他の方のブログで読み、さっそく渡ってみることに。

 

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あっち側がアメリカ。

 

橋の上にはあんまり人もおらず、写真を撮るのに良いスポットです。

カナダ側から見てたのとは違う滝の姿が見えます。

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2月だったのでどんよ~りしてますが…!

 

ゆうてる間に、カナダの出国ゲートへ到着。

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ここから先はマリファナ所持禁止です。

でも拳銃は持ってても良いんだよね。不思議な気分。

 

このドアの先に改札口みたいなものがあり、ここを通ってカナダを出るには1ドル必要です。

小銭投入口みたいなのに1ドル入れると改札が開きます。

以上、出国審査はありません。

 

改札で監視してるお姉さんに、

あっちに行くのとこっちに帰るのに、パスポート以外に何かいりますか?

と念のため聞いてみたけど、

Sorry NO Idea.

と冷たく突き放されてしまう。

お姉さんも適当なことは言えないのでしょう…

とにかく黙って進んでみることに。

 

ここから数分歩くとアメリカへの入国審査ゾーンにたどり着きます。

つまりこの間のゾーンはアメリカでもカナダでもないんですかね…マリファナ吸ってたらどうなるんだろう。

 

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これがアメリカの入国審査所入り口。

 

中に入り、こちらへどうぞ~と手を挙げてるお兄さんの窓口へ。

パスポートを求められ渡します。

 

国籍は?

何でアメリカ入国するの?

いつまでいるの??

 

などなど、空港の入国審査と変わらない内容を聞かれました。

 

滝を反対側から見たいので来ました。1時間くらいで帰ります。

と返答。

 

特にそれ以上の会話はなく、両手の五本指の指紋と顔写真を撮られます。

そして通行料?として6USドルを払うよう言われました。

 

カナダドルは受け付けてないそう。

もちろんUSドル持ってなかったのでクレジット払いしました。

 

そしていざアメリカへ

橋を渡り切った向こう側。

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特に何らカナダ側との違いは感じません。

人気はカナダ側より少ないです。

 

着いたは良いものの、何しよう…

Google Mapを眺めるも日曜だったのでレストランたちも結構閉まっています。

 

Mapを拡大して隅々まで見ていたら、リカーショップを発見!

徒歩10分くらいだったので訪ねてみました。

 

アメリカの酒屋で知る悲しい事実 

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そんなに大きくない街の酒屋さん、という感じ。

 

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カナダでは一切見かけないワインたちがズラリ。

ナイアガラ(USA側)のワインが色々売られていました。

 

変わったボトルに入った日本酒も発見。

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奈良の梅乃宿さんが造ってるそうです。

徳利みたいで可愛いボトル。

商品名は、タイク?なんて読むんだろう~

 

ひそかに気になってたことを調べるチャンスの到来!

カナダ産ウイスキー・カナディアンクラブ!

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750mlが15.99USドルです。

 

一方カナダでは…?

 

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27.75CAドル

(しかも値引き後・トロントで唯一ウイスキーが買えるLCBO参照)

 

今日のレートだと1USドルは0.7CAドルなので結局そんなに違わないとはいえ、

アメリカで買った方が安いぞカナディアンウイスキー

カナダの酒税の高さを思い知ります。

 

ちなみに遠く離れた日本で同じの買ったら1200円前後、もっとずっとお手頃。

良い国だ日本…!

 

酒屋の兄さんと世間話して満足したので、帰路につくことに。

 

帰る途中でストリートアートのある路地を見つけました。

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長さ20メートルくらいの通りなんですが、ちゃんと門も名前もあります。

 

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海外に来ると気にならなくなるくらいこういうの見かけます。

歩いてて楽しいです。

 

カナダにUターン、アレがなくて慌てる

カナダに戻るため、また橋を渡ります。

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アメリカからの出国には特に何も要らず、ただ歩いて通過です。

カナダへ入るのにも、こんなショボい回転扉のみ。

 

と、思いきや、今度はカナダの入国審査があります。

国籍は?

住んでるところは?

ビザステータスは?

などを聞かれました。

 

トロントに住む日本人でワークビザ持ってます。

というと

 

Ok、そのビザを見せて。

 

と言われる。

へ??ビザ??

 

Hahaha普段ビザなんか持ち歩いてませんよ~とヘラヘラゆうと

は?なんでビザ持たずに国境渡るの?舐めてんの?

みたいな文句をあれこれ言われましたが、5分くらい押し問答して通してもらえました。

 

スムーズに通りたい人はビザ持って行ったほうが良いです。

 

無事戻れて良かった~

ひやひやしながら来た道を戻ります。

 

外はもう暗く、気付けば滝がライトアップされていました。

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ちなみに国境を渡るとこまで行かなくてもこの橋の上からの景色は見れます。

同じ橋の上でもカナダ側からの眺めの方が写真撮るのに良さそうでした。

 

まとめ

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特に国境超えて何をしたわけでもないのですが、良い経験でした。

人生で初めて陸の国境を見たのでそれだけでちょっと興奮しました(笑)

景色も良いので、ナイアガラへ行く方はぜひ橋の上からも滝を見てみてください。

 

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