~コロナ禍の国際遠距離恋愛記④~ルーマニアへ渡航
バーミンガムから帰国後ぼちぼち決まり始めたルーマニアで再会計画。
苦労が多かった~
③の続きです。
ルーマニア・ブカレストへ行く計画、航空券が取れない
今度の渡航計画はバーミンガムから帰国の3カ月後、2020年12月初旬。
彼はクリスマス休暇に有給を合わせて年越しまでルーマニアにいる予定だそう。
さすがに職場も親も、
また行くの?しかもルーマニアってどこ!?
というリアクションで、そりゃそうだよねと私もため息。
渡航費は高いし、帰国後の空港から自宅まではハイヤーだし(3万くらいする)、
休む分お給料も減るので正直経済的にも気持ち的にもブルー。
彼はお金がキツイなら自分が航空券を負担すると言ってくれましたが、
年下の彼のそんなオファーをラッキーありがと!と受けれる私でもなく。
とりあえず乗り換え1回の一番安い航空券を取りました。
UAEの航空会社エミレーツのフライト。
購入後たった1週間でフライトの欠航が決定!
仕事の関係で日程変更できず、エミレーツに返金依頼。
同じ状況の人がたくさんいるのでしょう。
コールセンターはなかなか繋がらない。
繋がっても日本語がいまいち通じない。
質問への折り返し電話がオーストラリアからかかってきてびっくり、、
めちゃリモートワークしてますね!
また前回と同じKLMオランダ航空でオランダ経由の航空券を取り直しました。
しかしオランダ・ブカレスト間が欠航になりまくる日々。
KLMは自動でほかの便に予約しなおしてくれるのですが、それも不備の嵐。
”アムステルダムに昼3時着、同じ日の昼12時発ブカレスト行に乗り換えろ”
どうやって乗れと?
システムが自動でやってるんだと思いますが、システムもお疲れ気味のよう。
一方彼もバーミンガム‐ブカレスト間のフライトを取るも欠航の嵐。
二人でFUCK コロナを叫ぶ日々。
ルーマニア・いじわるパスポートコントロール
航空券に振り回されながらも、なんとかルーマニアへ旅立つことができました。
前より人の増えた関西空港。
スタッフの質問は前と同じ「ビジネス目的ですよね?」
今回は、はいそうですと答えてカウンターをあとにしました。
It’s my businessってことで、ブカレストに飛び立ちます。
12月初旬、またコロナ感染者が増えだした時期でしたが
アムステルダムの空港は人がいっぱいでした。
チューリップ屋さん、ミッフィーのショップ、ゴッホのグッズ屋さんetcetc..
前回と違いお店もいっぱい開いています。
ブカレスト行の飛行機はほぼ満席。
指定した窓側席にはでかいオジサンが座っていて、
どけとも言えず3時間真ん中席で我慢。
いざブカレストに到着
人生で初めてパスポートコントロールで足止めを食らいました。
パスポートを見て私をにらむお姉さん。
Japanese?なんでルーマニアに来たの??
パートナーに会いに来ました。
なんで?なんで今なの?今がどういう時期かわかってるの?
彼氏?彼氏の名前は?住所は?何してる人??
私が答えるたびに隣の職員とルーマニア語で笑いながら何か話していて、
気分悪いったらありゃしない!
20分ほどの意味あるのか不明な質疑応答時間を経て、なんとか入国。
ふぅぅ、やっぱりイギリスほどサクサクいかないものね。
空港でご両親と初対面
飛行機がブカレストに着いたのが夜中12時ごろ、1時過ぎにやっと入国できました。
ロングフライトといじわる姉さんのおかげでぐったりしていましたが
入国ゲートを出るとすぐに彼が待っていてくれました。
やっとこれたよ~再会のハグ。
が、終わるとすぐに彼のママが飛び出してきて
Welcome to Romania~!!
と強烈なハグ。
ビデオチャットで何度か話したことはありましたが、
初対面でこのテンション、さすがラテンの血!
ご両親どちらも翌日朝から仕事なのに、
こんな夜中に空港に来てくれて出迎えてくれるなんて。
彼パパの運転で彼の予約してくれていた民泊へ向かいました。
ご両親は水とか食べ物とかいろいろ用意してくれていて、
こんなに暖かく迎えてくれるなんて胸が詰まる思いです。
⑤に続きます。