~コロナ禍の国際遠距離恋愛記②~プレ・パートナー?
①の続きです。
メキシコで引きこもり生活をしていたのですが、それにも終わりがやってきます。
日本へ帰国が決定
私の何もしないメキシコ生活は突然終了しました。
私はまだコロナ終息後に旅行をするぞと諦めていなかったのですが、
メキシコのコロナ患者数は右肩上がりに伸びていました。
帰国を決めたのは滞在していた民泊の退去日が近づいてきた頃。
PCで次の場所を探していた時でした。
今まで使っていた民泊サイトが一切使えなくなったのです。
このエリアだけ?と思いましたがメキシコ全土でした。
辛うじていくつかのホテルは予約が可能でしたが、ホテルもほぼ休業状態。
中級ホテルに長期滞在できるほど経済的余裕はなく、渋々航空券を買いました。
まだ飛行機が飛んでてよかった~~~
帰国後、プレ・パートナーに昇格?
成田到着後は14日間の自粛期間をホテルで過ごし、実家のある関西に戻りました。
知り合いの紹介で仕事もすぐに見つかり、思いのほかあっさり通常の生活に戻ります。
そんな中、彼との長時間ビデオチャットは恒例行事のように続いていました。
お互いがお互いを必要としている感は日に日に強まっていたと思います。
ある日のやり取りで、そろそろちゃんとしよう、と言われました。
ちゃんとって何?と聞いたところ
・ほかの異性と遊ばない
・この関係がうまくいくように真剣に考える
・お互いリアルで会うまではプレ・パートナーということで(笑)
そんな約束をしよう、と。
自分にとって何時間も電話をしていて飽きない人に出会えることはそうそうありません。
しかし
この関係の出来上がり方変だし(ほぼオンライン)、
リアルでの彼をよく知らないし、
彼4歳も年下だし(年上としか経験ない)、
コロナでいつ会えるのか見通し不明だし、
ほんとにいいのか?
でも真剣に考えようとしてくれているのは嬉しくて、
彼のいうプレパートナー(笑)とやらになることに同意します。
Tough journeyのスタートです。
コロナ禍の夏、イギリスへの渡航を決定
プレ・パートナー(笑)とやらになってから
彼とのやり取りは徐々にSweetでCheesyな感じに変わっていきました。
その辺はやっぱり日本人との違いを感じます。
なんとかして会いたいね、と話していた2020年初夏。
イギリスはじめ欧州諸国が日本人の入国をOKにします。
日本はコロナ禍でまだ一度も海外旅行客の入国を認めていませんが、欧州はその辺オープンでした。
職場に話すと今仕事が閑散期だし行ってきていいよとのこと。
行ける条件が揃ってしまった。。
まさか2020年にまた国際線に乗ることになるとは
想像外のことがあっさり現実になり、8月末出発のイギリス行き航空券を取りました。
コロナ禍に国際線でイギリスへ
そしてスーツケースを引きずり関西空港へ。
その日の関西空港の国際線はわずか5便。
夏の暑い日でしたが経費節減のためか、発着予定のあるゲート以外は空調が切られトイレも封鎖されていました。
チェックインカウンターで
「ビジネス目的ですか?」
と聞かれ
「プライベートです」
と返した時の空港スタッフの怪訝な顔が忘れられません。
脱・プレ・パートナーするために行くんだよ!とは言えないもんね。
そしてKLMオランダ航空でアムステルダム経由にて、イギリスへ飛び立ちました。
③に続きます。