I can'tとI don't、come backとgo backの違いは?@バギオ留学中
新しい先生の授業導入が面白かったから日記にします。
先生のお話はこんな話から始まりました。
「英語を話せるようになること」と「英語の話し方を学ぶこと」は全く違うことだよ。
はて。
英語を話す機会にたくさん触れて話し方を身に着けるのがフィリピン留学では?
と心の中でつぶやく。
私の顔色で私の言いたいことを読み取った先生はこんな質問を出した。
I can't と I don't の違いを言えるかな。
普段当たり前のように使っているこの二つ。
私は少し考えて、
I am not willig to do something→の時は、I don'tを使います。と答えた。
で、
I am willig to do something but I don't have the ability→の時は、I can'tを使う。
と必死に英語で説明した。
語彙力がないから何かを説明するときの遠回り感がすごい。
そしたら先生は、大体おっけー!と言ってくれて、簡単な言葉でまとめてくれた。
I don't → my choice
I can't → not my choice
…なるほど!
I can't speak Englishg well because I'm Japanese.
私は日本人だからうまく英語がしゃべれない。
I can't speak Englishg well は、not my choice。
英語を流暢に話せないのは私が怠けているからではなく、
母国語じゃないからです。
…すごく言い訳がましいけど。^^;
一方で、フィリピン留学中の意識高い日本人生徒はこう言うでしょう。
I don't speak Japanese here.
私はここでは日本語を話しません。
喋らないというmy choiceですね。
このようにありたいものです。
または外国人に道を聞かれた時の応答で
I don't speak English. Please ask the staff there.
(私は英語を喋れません。あそこのスタッフに聞いてみてください。)
I can't speak English well but I'll try my best.
(私は英語をうまくしゃべれないけど、説明してみます。)
こんな感じのニュアンスの違いがあるそうです。
そのあと、先生がさらに質問
come back と go back
どういうときにどっちを使うの??
・あなたが授業の後に自分の部屋に帰るときは?
・あなたがフィリピンから日本に帰るときは?
・トイレに行ってこのクラスに戻ってくるときは?
・日本に帰るけど、またフィリピンに来るよっていうときは?
立て続けにいろんなケースで質問されてパニック!
なんとなく自分の中で、
近づいてくる、おいで~って感じ →come
遠のいていく、いなくなる感じ →go
というニュアンスで覚えてたけど、何を基準に使い分けてるのか分からない。
困り果ててたら先生はまたサラサラ答えを書いてくれた。
come back → here
go back → there
…なるほどなるほど!
自分がいる場所"here"に戻る場合はcome back
そうじゃない場合はgo back
・授業の後に自分の部屋に帰るときは? → I go back to my room
・あなたがフィリピンから日本に帰るときは? → I go back to Japan
・トイレに行ってこのクラスに戻ってくるときは? → I come back here
・日本に帰るけどまたフィリピンに来るよっていうときは?→ I'll come back to…
うわー簡単な内容なのによく考えずに使ってたな~!
感心している私に先生は付け加えた。
フィリピン留学に来る学生の多くはどの表現が正しいとか考えずに話している。
それでもコミュニケーションは取れるようになる。
話せるようになることが目標ならそれで良い。
でも話し方を学ぶなら、
文法のルールや言い回しのニュアンスの違いまでしっかり勉強しなきゃダメだよ。
あなたはどっちをを学びたいですか?
ううう。
英語学習に終わりが見えそうにない。。
でも週明けからいい刺激になりました。
良い先生に当たったな~^^