トロントのクラフトビール~創業20年の老舗!Black Oak Brewing
だいぶ肌寒くなってきたトロント。
今週末の最低気温が2度というのを見てしまい、着るものの準備に慌てています…
2度とか関西の瀬戸内気候で育った私にとっては完全に冬(‘Д’)
数か月後が思いやられます。
でも街は秋模様で、どこのスーパーに行っても巨大なカボチャがお出迎え。
くり抜いて飾るだけのカボチャなのか、意外と食べたら美味しいのかな??
そんな動き回れる秋(体感的にはもう冬ですが)のうちにちょっと家から遠いブルワリーを制覇したく、遠出してきました。
トロントでは数少ない、歴史の長いブルワリー紹介します。
Black Oak Brewing
金曜日の4時ごろに訪ねました。
Islington駅から南行き110番のバスで15分ほど南下した辺りにあります。
金曜日だし人多いかな?と思って早めに来たのですが、店内は誰もいませんでした。
ガランとしたテイスティングスペース…!
中を見渡すも、店員さんすら見当たらず、、、
ウロウロしてると醸造施設から人が出てきて声をかけてくれました。
色々ビールが飲みたいです!と伝えると奥のバーに案内されます。
いつも通りフライトを注文。
すると、
金曜日は4つ分の値段で5つ目選べるよ!
とスタッフさん。
ラッキーです!(^^♪
しかもフライト$10、安い!!
この日のビールは全部で7種類。
街の酒屋さんでは買えない5つをオーダーしました。
FLIGHT5種類!
Beat the Heat
パンみたいな小麦の香りが心地いいすっきりWheat!
Oaktoberfest
キャラメルみたいな甘くて香ばしい香り。
コクも苦味もキレもボディもあって美味しい。
No placelike Home Barrel Aged
乳酸感のあるボリューミーな甘酸っぱさ。
ランビックビールのようで、でもほんのり苦くてコクも感じます。
ナッツブラウンというここのフラグシップ的ブラウンエールを熟成させたものだそう。
Break of Dawn APA
アルコール4.5%と思えない力強い味。
シャープな苦味とシトラス系の風味を感じるドライなビール。
10 Bitter Years IIPA
フルボディでかなりホッピー。
ゆっくりじっくり飲みたいビール。
ビールはどれも雰囲気が違って、個性豊かなラインナップでした。
店内奥で見つけた素敵なフレーズの看板。BE HOPPY♪
結局私が全部飲みきるまでお客さん誰一人現れず。
スタッフさんに、
お客さんって何時ごろが多いの??
と聞いてみました。
この辺の工場とかで働いてる人が多いから、5時とか5時半以降かなぁ。
でもみんな車だから一杯飲んで家用にビール買って帰る人が多いけどね~
とのこと。
閉店も夜7時なので、あんまりバーとしての営業には力を入れてないのかもです。
今度土曜日に時間があったらまた来てみて!
毎週ブルワリーツアーやってて、その時は常連さんも多くていつも賑やかだよ。
とオススメされました。
ここのビール片手に、どうやってビールが造られてるか内部を見せてもらえるそう。
しかも社長がツアーガイドしてるという。
ビール飲みながら社長の話が聞けて参加費10ドル。
めちゃ参加したい…!
このブルワリーは1999年オープン、ちょうど今年が20周年なんだそう。
クラフトビールが今みたいに流行ってない頃から美味しいビールを追求してきた数少ない老舗ブルワリーの1つです。
きっと昔からのファンもたくさんいるんでしょうね。
気に入ったOaktoberfestと、缶入りの水?!物珍しさで買って帰りました。
たぶん普通の水なんだろうけど、いつ飲もう(^-^;
まとめ
車ナシ人間にはやや不便なロケーションでしたが、のんびりビールを楽しめました。
近くにGreat Lakes BreweryやSteam Whistleを造ってるところなどブルワリーが点在してるので、(飲める人なら)何軒かハシゴビアしたいときにオススメです。
私はぜひツアー参加目的でまた訪ねたいですね…!!!