トロントのご飯屋さん~ハンガリー料理Szekely goulashを食す@ Europe Bar and Restaurant
先日用事で立ち寄ったエリアで、周辺のレストランを探したところハンガリー料理のお店を見つけました。
ハンガリー人に会ったこともなく、貴腐ワインの最も有名な国だよね以外の知識もない自分。
もちろんどんな料理が有名なのかもノーアイデア。
ぜひどんな感じか体験してみたく、緊張しつつ入ってみました。
Europe Bar and Restaurant
LawrenceとBathurst通りの交差点近くにお店があります。
Jewishの人が多いのかKosher料理のお店が集まっているエリアです。
お店の中は素敵な絵の描かれた壁と可愛らしいカラフルな装飾。
特にドイツワインのネコちゃんボトルたち、色とりどりでお洒落~!
気さくなサーバーさんがお水とメニューを持ってきてくれます。
メニューを見ますが、何1つピンときません…!!
メニューの名前を見てもロールキャベツ以外いまいちイメージがわかず、オススメを聞きました。
そしたらgoulashが一番人気かな~との回答が。
と言われても相変わらず何のことか全く分からず、しばらくメニューとにらめっこ。
ちなみにgoulash=グラーシュはスープやシチューのことだそう。
ハンガリーが起源で、ヨーロッパの色んな国で独自スタイルのグラーシュが食べられてるそうです。
よく分からないままにメニューのMainコースにあるszekely goulashを注文しました。
10分ほどして未知の料理szekely goulashが登場!
ドイツで有名なキャベツの漬物ザワークラウトと豚肉を煮込んだスープ。
煮込まれてるザワークラウト、酸っぱいのにあったかい。
食べ慣れない味で新鮮です。
食べてる途中でお好みでどうぞ~とサワークリームが一緒に出てきました。
酸っぱいのにさらにサワークリーム!?
と思いましたが蒸したジャガイモと酸味のあるスープにサワークリーム、よく合います。
豚肉は缶詰めのお肉みたいにホロホロ柔らかい。
美味しいけど、ちょっとザワークラウトの存在感が強すぎて酸っぱさに圧倒されました。
誰かと来て何個か頼んで一緒にシェアするくらいの量がちょうど良さそう。
ところでザワークラウトって、キャベツの酢漬けだと思ってましたが酢は一切使わないんですね。
キャベツが発酵する際に生まれる乳酸によってこんなに酸っぱくなるそうです。
知らなかった!
今までソーセージの付け合わせくらいでしか食べたことありませんでしたが、煮込み料理にも使われるんですね!キムチみたい!!
お店に入ったときは時間が早くてお客さんいませんでしたが、出る時には白人のお客さんで賑やかになり始めてました。
みなさん故郷の味を懐かしんでるんでしょうか。
まとめ
食べたことない味との出会いはいつも楽しいですが、今回の料理は特に新鮮かつとても素朴でした。
結構長く海外にいても、伝統的なヨーロッパの料理ってあんまり食べたことないんだなと改めて感じます。
ビザが終わるまでに彼らの郷土料理もっと冒険したいです!!