女一人旅~カイコとヘビを食べてみた@シェムリアップ
カンボジアは虫食が一般的だそうで、観光客の多いエリアの露店やローカルマーケットでも虫料理を見かけました。
今回2つのゲテモノに挑戦してみたので紹介します。
ちなみに私は今回の旅行まではゲテモノヴァージンでした。笑
※ほとんどの写真が気持ち悪いので自己責任でご閲覧ください
ローカルマーケットPhsar Leuで調理されたカイコを発見
シェムリ滞在中のとある一日、全く遺跡に行かずに朝からPhsar Leuというローカルマーケットで過ごしていました。
そこで見つけたのがコオロギ?を炒めた料理とカイコを炒めた料理。
料理、と呼んでみるのは野菜かチリのようなものと混ぜられているからであります。
本当に料理なのかは不明。
だからといって、これは料理ですかとも聞けぬ。(;´・ω・)
コオロギは足とか触覚が喉に刺さったらトラウマになりそうなので、カイコを買ってみることにしました。
いくらですか?
と聞くと、
このコップにいっぱいで6000リエル。
とのこと。
全然コップに半分も要らないですが、ここはスマートにコップ一杯分いただきます。
カイコをビニール袋に入れて口を閉めたものをハイ!と渡される。
人生で初めて袋詰めの虫を人から受け取り、なんだかドキドキしました…
いざ、カイコを食す!
宿に帰宅後、さっそく皿に盛ってみます。
一人でなんでこんなことしてるんだろう…という気持ちも湧いてきますが、これも人生経験です。
一度は食べなければ、
「虫の美味しさ知らないで死ぬなんてもったいねぇ奴」
と言われても言い返せません。カンボジアまで来たのだからなおさらです。
と、訳の分からない義務感に駆られてとにかく一粒…
グニュッ!と口の中でカイコの身が飛び出す感覚に一瞬震えましたが、
味は美味しい。柔らかいエビみたい。美味しい。
また一粒。
おいしい!
これエビなんじゃないの?
エビもカイコも構成成分同じなんじゃないの?
あぁ、全然食べれる。
これでビール飲めちゃう。
思わず買い置きのビールを開けて、昼間からカイコで晩酌モードになりました。
なんだか少し土臭い気もするけれど、これも大地の恵みの味と思えば平気です。
なんやかんや酔いで自分をごまかしたりしながら完食しました。
露店で蛇を食す
その翌日の夜、ナイトマーケット周辺を歩いているとまたゲテモノ屋の露店を発見。
今度は完全に観光客狙いのお店のようで、
写真だけ取るなら0.5USドル払ってね♪
という英語の注意書きが。
虫の写真を撮らせて0.5ドルとは荒っぽい商売だなぁと思うも、次から次へと観光客が立ち止まります。
並んでいるのはサソリ、コオロギ、タガメ、ヘビ、などなど…
ちょうど私が立ち止まったときはスロバキアから来た3人組がキャーキャー言いながらサソリを食べていました。
味どう?
と聞くと、
イッツオーケー
との返事。
でも真ん中は食べたくない、と胴体部分を押し付けあう3人組。
そうだよね。
サソリの胴体とか未知のものが詰まってるもんね。
私もそこを噛み潰す勇気は出ない。
私が食べれそうと感じるか否かは足の有無で決まるようで、ヘビなら食べれそうな気がしてきます。
せっかくだからこのウニャウニャしたヘビを食べることにしました。
ヘビは1本2USドルとアンコールビールが2杯飲めてお釣りももらえる高価格。
でもハントして加工してここに店を構えて、と手間を思うと納得できる…かな?
ヘビの味は何かの魚の干物みたいでした。
カラカラで硬くて食べるのに一苦労でしたが、味はそんなに変わったものではなかったです。
お父さんに「晩酌のあてにどうぞ。」と言って渡したら喜んで食べちゃいそう。
おまけ
スーパーで見かけた半額食材を二度見してしまったのでUPしておきます。
か…カエル…!
ここは一応、外国人ばっかりの高級スーパーだったんですが、それでもカエルは普通に食卓に並ぶレベルなんでしょうか。
なんだか形が愛らしいので食べるときカイコより心が痛みそうな気がします。
まとめ
あんまり食欲のわく日記ではなかったかもしれませんが、意外にカイコもヘビも味は悪くなかったです。
既存の常識や見た目だけで判断しちゃいけないなと思いました。(白目)
次回は足のある虫にも挑戦できたらいいなと思います…たぶん…