トロントの酒蔵~地酒・泉を醸すOntario spring water brewery@Distillery District
日ごろビール日記ばっかり書いてますが、私は日本酒が大好きです。
わざわざ飲み代をケチって国際唎酒師を取得したくらい日本酒が好きです。
(この資格を生かせた経験はまだないです…酒好きアピールにはなるかな^^;)
なのでトロントに来る前からトロントに酒蔵があるのは知っていて何度か訪ねてます。
今回はそんなトロント産のSAKE、泉を造るブルワリーの日記です。
※日本酒と書くとMade in Japanな感じになるのでSAKEorお酒と書いてまいります~
Ontario Spring Water Sake Company
長い蔵名ですが、Spring Water=泉ということで、泉というお酒を造っている蔵です。
場所はDistillery Districtというちょっとした観光地の中にあります。
聞くまでもないですが、家賃は結構高いそうです…!
お店に入るとまずリテイルコーナーが目の前にあります。
約10種類くらいのSAKE&SAKEリキュール、酒かすやドレッシングも売ってました。
ちなみにオンタリオ州営の酒屋LCBOでも泉の商品は買えますが、フレッシュな生酒は蔵でしか買えません。
LCBOでは要冷蔵のものを販売することはできないんだそう。
奥の方には徳利や酒グラスもたくさん並んでました。
8隻くらいのカウンター席があり、壁に酒メニューが貼られてます。
ちなみにクリスマスごろ訪ねた時は全てのお客さんがHOT SAKE飲んでました。
超季節感ある!!
SAKE FLIGHTを頼むと3種類のフラグシップ酒が出てきます。
私は追加で2種類、合計5種類飲んでみました。
生生
メロンみたいな甘さだけど後味はキリっと辛い。
ちょっとぬるい方がふんわりした味になって個人的に好き。
低温桜
すごくフルーティでほの甘い酒。女子受け必至!
原酒
The酒!な味。酒飲みのおじさんに受けそう。
Izumi Gold
甘くてリッチでとても濃厚。
にごり
甘めで飲みやすいにごり。
あんまりお酒飲んだことない人には低温桜を、酒好きさんにはとりあえず生生をお勧めします。
私が初めて訪ねたのは去年の5月ごろで、酒蔵ツアーに参加しました。
一通りどうやって酒が造られてるかツアーガイドの人の話を聞いて、そのあと試飲という流れです。
他の参加者がマイアミから来たという人たち。
今日が人生初SAKEなんだよね!と話してて印象的でした。
この蔵は2011年スタート。
長野の有名ブランド・真澄を造ってる宮坂醸造さんの技術指導の下で酒造りが始まったそうです。
オンタリオのお水とカリフォルニアのお米で無濾過の純米酒のみを造られています。
私はいくつか他の国のSAKE、オーストラリアの豪酒やNZの全黒、アメリカのMOMOKAWAなど飲んだことがあります。
個人的にですがトロントの泉は海外製のSAKEの中ではかなり美味しい!という印象です。
ところで、お店の前にはこんな可愛いオブジェがあります。
このエリアはいろんなところにアート作品が溢れていて、歩くだけでも楽しいです!
↑このLOVEはこのエリアの人気撮影スポットです。
近づいて見てみると…↓
色んな色や形の鍵でした!
LOVEな言葉やカップルの名前が書かれてます。
誰かいるのかと思った!!!
まとめ
海外で日本酒を飲む機会、ましてや海外産のお酒を飲む機会はあまりないですよね。
でもだからこそ海外の酒業界で頑張ってる人を見ると嬉しくなります。
この酒蔵は良い立地にありますし、大体いつも日本から来たワーホリの人が働いてるので立ち寄りやすいです。
トロントに居る人はぜひ一度、生酒楽しみに行ってみてください~