女一人旅・3日間の遺跡巡り@シェムリアップ
シェムリアップ旅、一人で遺跡を見尽くすには時間がかかるかなと思ってちょっと長めの5日間滞在しました。
3日間有効のチケットを購入し、前の記事で紹介したPassAppのみで移動しました。
結果、十分に遺跡を堪能出来たと思います!
遺跡巡りにフォーカスした旅の備忘録をまとめます。
1日目。
チケットオフィス~アンコールワット~プノンバケン~アンコールトム
1 チケットオフィス
2 アンコール・ワット (Angkor Wat)
3 プノン・ケバン (Phnom Bakheng)
4 アンコール・トム (Angkor Thom)
チケットオフィス~アンコール・ワット
到着した翌日、先日記事にしたPassAppでバイクタクシーを呼んでチケットオフィスに行きました。
料金は3days passが62USドル。
カード払い可能と聞いてたのでカードで支払いを希望しましたが、窓口で
「Machine doesn't work. ATM is over there.」
そんな…(;´・ω・)
ATM って軽くゆうけどキャッシング手数料高いのよ...!
こんなこともあるのでキャッシングとカード払いでお金をやりくりする予定の人は一回のキャッシングで多めに現金引き出しておきましょう。
シェムリのカード社会はあんまり発展してません。
現金で支払い、何はともあれ3daysチケットGETです!
チケットオフィスからバイタクでまずはアンコールワットに向かいました。
アンコールワットは堀?に囲まれていて、さらに巨大な庭?もあります。
バイクを降りてから遺跡までしっかり歩きました。
堀を超えてアンコールワットの敷地内に入ってから遺跡にたどり着くまで10分以上でしょうか。
まだまだ遠いアンコールワット…!
遺跡に着いてからも結構中をグルグル歩きます。
壮大な遺跡群...圧倒されてるとあっという間に時間が過ぎていきました。
静かに浮かんでる蓮も雰囲気があって素敵。
アンコールワット~プノンバケンへ
ここは、地図で見たら近そうだったのでケチって歩くことにしました。
そして後悔しました。笑
地図では近いんですが、最短距離の一本道は危ないそうなので遠回りの歩道を行きます。
象専用道路もあり気になりますが、大分グネグネ道ですね…!
ほんとに今でも象乗りはこっちの道なのかな??
暑いなかを結構歩くうえにプノンバケン周辺は山道なので、体力奪われました。
でもアンコールワットみたいに人ごみじゃなかったのが良かった。(^_^)
山を登らされますが、その分ちょっと高いところからの綺麗な景色が楽しめます。
プノンバケン~アンコールトム
もう歩きたくなくてバイタク呼びました。
正直体力的に帰宅したいと思ってた三十路女ですが、気合いでトムまで向かいます。
アンコールトムもかなり人気の遺跡のようで、人の数がすごかったです。
でもそれ以上に沢山の穏やかな顔達や美しい彫刻にうっとりしました。
しかし何個顔あるんだろ...!
ヒンドゥー教の寺院だと聞きますが、インド人の濃い顔とはあまり似つかない顔群でした。
1日目はこの3か所を巡って宿に帰宅しました。
合計で4時間半くらいです。
2日目
チャウサイテボーダ~スピアントマ~タ・プローム
~バンテアイ・クデイ~プラサット・クラヴァン
1 チャウ・サイ・テボーダ (Chau Say Tevoda)
2 スピアン・トマ (Spean Thmor)
3 タ・プローム (Ta Prohm )
4 バンテアイ・クデイ (Banteay Kdei)
5 プラサット・クラヴァン (Prasat Kravan)
2日目はバイタクにチャウ・サイ・テボーダの手前で下ろしてもらってのスタートです。
チャウ・サイ・テボーダ~スピアントマへ
長い廊下?の先に四角い感じの遺跡が並んでいます。
初日に見たプノンバケンにちょっと似てるかな。
というか見分けがつかんとも言えます。笑
そこから少し歩くとスピアン・トマにたどり着きます。
遺跡から木がはえてる!!
こういうの見たかったんだー!と思う神秘的な絵。
長い時間をかけて遺跡の一部とその周りの木々が融合していく…全く相容れなさそうな物同士も時間がその敷居を超えさせていくのでしょうか。
私たち人間もそのようにあれたら何よりなのですが。
なんてしんみりしながら汗を拭き、次の目的地へ歩きます。
スピアン・トマからタ・ケオをスルーしてタ・プロームヘ
スピアン・トマからタ・ケオは距離も15分かからないくらいで歩くのもそんなに苦じゃなかったです。
ただ、タ・ケオは外観だけ撮れたら良いかなと思い、中へは入りませんでした。
タ・ケオの外観
ここまでは良かったのですが
ここから次なる人気スポット、タ・プロームまで歩けそうな気がして、気がするままに歩いてしまったのですが、これが超絶しんどかった…
地図の直線距離で見ると大して離れてなさそうですが、タ・プロームは東側の入り口からしか入れないこともあり30分近く歩きました。
暑い中何もない道を30分は消耗します。
節約派のあなたもシェムリでこの距離徒歩はやめましょう。
でもでも、いざ着いたらタ・プロームの迫力に疲れがぶっ飛んでしまいました。
観光客の数は半端なく帰省ラッシュの東京駅みたいでしたが、それも理解できます。
それくらい圧巻でした。
私のシェムリ遺跡巡りでは断トツでタ・プロームが心に残ってます。
人の造った歴史的傑作と自分よりも相当長く生きてきた木々の魅せる姿は、ほかの何ものも太刀打ちできないでしょう。
中国人観光客に支配され気味で若干ウンザリもしましたが、遺跡に魅せられて元気になりました。
タ・プロームからバンテアイ・クデイへ
遺跡パワーで元気になったのを良いことにまた懲りずに徒歩でバンテアイクデイへ。笑
でもそんなに苦じゃなかったです。
バンテアイ・クデイ自体は私にとって他の遺跡とあんまり代わり映えしませんでしたが、ここも立派な木達と遺跡が融合してて素敵でした。
バンテアイ・クデイからプラサット・クラヴァンへ
バンテアイ・クデイから東に歩いていくと、大きな池?湖?が現れます。
見晴らしもよく、湖岸に牛が飼われてたりして珍しく歩いていて楽しいエリアでした。
この水辺エリアはレストランが多く入って休憩しようかと思いましたが、思いのほかローカルで賑わっていて入りづらく感じました。
シティまで戻ってお昼にしようと今日最後の目的地、プラサット・クラヴァンを目指します。
距離は大したことなかったのですが日が高く上る時間になり、着いた頃にへばってました。(^^;)
そしてこの遺跡、個人的にはわざわざ歩いてまで来なくて良かったな…という感想です。
色味の綺麗な遺跡ですが、規模が小さいので観覧時間5分くらい。
よしよし帰ろう、と思ったところで、電波がなくて配車アプリが使えないことに気づきました。
この周辺はスマホ使い物にならないようなので専属ドライバーなしで行く場合は気を付けましょう。
私は半泣きでトボトボ歩いてたら、トゥクトゥクのおっちゃんが街まで乗せてくれました。
3日目
アンコール・トム~ バプーオン~ 象のテラス~ ライ王のテラス
1 アンコール・トム (Angkor Thom)
2 バプーオン (Baphuon)
3 象のテラス (Terrace of the Elephants)
4 ライ王のテラス (Terrace of the Leper King)
3daysパス最後の日。
大分歩き疲れしてたので、遠出しないでアンコールトムとその北側にある遺跡群を責めました。
アンコールトムは初日に来ましたが暑くて集中できなかったので、改めて体力100%で見に来てみました。
細かい彫刻もしっかり堪能できました。
アンコールトムからバプーオンは歩いて10分くらいでしょうか。
まだ朝早い時間に出たので涼しくて、楽にたどり着きました。
象のテラス~ライ王のテラス
この辺は人もそんなに多くなく楽に歩いて回れました。
象のテラスは壁画に象がたくさん彫られていて新鮮です。なんか戦ってるようにも見えるけど、、
ライ王のテラスは彫刻だらけの壁が迷路のようになっていました。
内部ではクロネコさんがお休み中。
観光客がびっくりしていても微動だにしない肝坐ったネコちゃん。
またこのエリアは野性のお猿さんも多かったです。
マンゴーを持って家族で食べるお猿さん一家…かわいらしい(^^)
最終日はお散歩みたいな感じで歩き回って、早めにシティに戻りました。
まとめ
長くなりましたが、徒歩とバイタクで十分満足のいく遺跡巡りできました。
ちょっと無駄に歩きすぎた気はしますが日ごろの運動不足解消と言うことで…(^^;)
遺跡たちはもちろん素晴らしかったですが、よく似た遺跡同士も多かったです。
私にとってはですが、プラサット・クラヴァンなど省いてもよかったなぁと思うところもありました。
皆様行かれる際はGoogleMapなどでチェックして、自分にとって魅力ある所を回れるプランを練ってくださいね。
事前の情報収集が大事だな~と改めて思った今回の旅でした。
女一人シェムリアップ観光~PassAppで交渉要らずのバイタク移動旅行
フィリピンから移動してシェムリアップで遺跡観光中です。
一人シェムリアップ旅行ではアンコールワットを始め、いわゆる小回りルートをバイクタクシーで移動しています。
東南アジアでメジャーなGrabも使えますが、カンボジアの独自アプリPassAppがとても役に立っているので注意点も含めて紹介します。
PassAppTaxiとは?
カンボジアのバイクタクシーやトゥクトゥクを見るとオレンジのPassAppと書かれたステッカーが貼られています。
このPassAppはシェムリアップでよく使われている配車アプリで、これを使ってタクシー、トゥクトゥク、バイクタクシー(Rickshaw)を呼ぶことが出来ます。
基本はGrabやUberと同じでアプリをダウンロードしてから、簡単な登録をして利用開始です。
登録には現地電話番号が必須なので、空港などでSIM購入している必要があります。
私は2ドルでデータ10G、7日間使用可のSIMを買いました。
東南アジアはSIMが安くてありがたいです。
PassApp のメリット
PassAppのメリットは、
- 値段交渉しなくていい
- grabより安い
- ドライバーが多い
の3点です。
値段交渉しなくていい
これは配車アプリに共通のことですが、配車を決定する前に行き先までのルートが表示されます。
料金の概算も見れます。
なので
「~まで~円で行ってくれないか」
という交渉が必要ありません。
ドライバーもメーター稼ぎで遠回りをしたりしないので安心です。
東南アジアではぼったくりドライバーとの交渉がストレスになることが多いので、ありがたいシステムですね。
Grabより安い
私はGrabもダウンロードしているので、実際に同じ行先にして比べてみました。
これは初日に遺跡巡りのためのチケットオフィスに行こうとしたときのです。
↑PassAppの見積もり。7085リエル。
↑Grab見積もり。7700リエル。
Grabで7700リエルの距離が、PassAppだと7085リエルだったので、約1 割PassAppが安いことになります。
Grabは大手で競合他社が少ないからか値上げをしたり利用者からキャンセル料の徴収を始めたりと、結構強気な営業をしています。
それに比べてPassAppはアプリとしてはGrabに劣る部分もありますが、そのぶん料金は安い傾向です。
ドライバーが多い
街中で見ていると気付きますが、バイクタクシーもトゥクトゥクもPassAppステッカーを貼ってる車がとても多いです。
↓近くのドライバー数も確認できます。
一方でGrabのステッカー車はほとんど見かけませんでした。
Grabの方が高いためローカルに敬遠されているか、ドライバー自身の取り分が少ないなどあるのかもしれません。
PassApp のデメリット
デメリットは、
- ドライバーが来ないことがある
- 繋がらないエリアがある
の2点。
ドライバーが来ないことがある
GrabとPassAppの最大の違いは、PassAppにはドライバー評価制度がないことです。
Grabドライバーが信用出来るのは利用者からのドライバー評価制度が厳しいため。
悪い評価ばかり受けているドライバーは利用者に選んでもらえなくなってしまいます。
ですがPassAppは現時点ではドライバーの過去評価は表示されません。
また指定されたドライバーが例えPickupに来なくても、その事実は誰にも共有されません。
正確には、利用客側がキャンセルした場合キャンセル理由が求められ、その中にdriver didn’t show upというのが選べるのですが。
私が利用したときは、ドライバーが来なかったから改めてドライバーを探してるのに、さっきキャンセルしたドライバーとまた繋がったりしました。
さらに、実際はドライバーがPick Upに来てないのに、アプリ上では利用者が乗車して目的地に向かっていることになっていたりします。
しかもこの間、客は乗車済み&移動中という前提なので、到着したことになるまでは他のドライバーを探すことも出来ません。
この辺りはアプリの改良が必要ですね。
特に近距離の移動だとあまりお金にならないからか、現れないドライバーが数名いました。
2019年3月時点では問題ですが、アプリサイトではそれについての苦情レビューも上がってるので運営が改善してくれることを願います。
繋がらないエリアがある
これはアプリの問題ではないのですが、私がある場所からPrasat Kravanという遺跡まで歩いていった時のこと。
かなり疲れたのでこの後はバイタクに乗って帰ろうと思ったら、電波がはいりませんでした。
歩けど歩けど電波が入らない...(;_;)
泣きそうでしたが途中で流しのトゥクトゥクのおじちゃんが拾ってくれました。
メジャーな観光地や繁華街は大丈夫ですが、人の少ないエリアは電波も弱くなる可能性大なので注意が必要です。
まとめ
ツアーだと見て回る時間の制限や行く場所を完全に決められてしまう不自由さがありますが、完全に個人で観光すればマイペースに遺跡を見て回れます。
カンボジアはツーリストSIMも7日分が2ドルからと安いですし、PassAppを使って自分のペースで観光を楽しんでみてください。
生ビール22種類?!マニラのクラフトビールパブThe Perfect Pint@Greenbelt2
マニラ滞在3日目。
あんまりファッションやコスメなどの買い物はしないんですが、せっかくマニラにいるので一度はマカティに出かけてみたいと思っていました。
良いお店がないかな~と検索して、自家醸造のクラフトビールが飲めるお店をショッピングエリアに発見!
さっそく昼間から飲みに行ってみました。
電車に乗りAyala駅で下車・歩いてGreenbelt2へ
電車を乗り換えてAyala駅へ行きました。
初めてMRT乗りましたが平日昼過ぎの時間というのにめちゃめちゃ混んでいます。
でもこの路線は女性専用車完備なので、ちょっと気持ちが楽です。
Ayala駅下車後、まずSMモール、次にGlorietta、そしてThe Landmarkと巨大モールを超えていくとやっとGreenbeltというモール群に到着しました。
緑がたくさんあって、とても開放的で綺麗な場所です。
お目当てのお店はGreenbelt2、飲食店が集まった建物のようでした。
同じ建屋にはあの「和民」を発見…!
ShushiにGrill…!
ここではちょっと良い日本食屋として展開しているようです。
22種類の生クラフトビールたち!
広々とした店内、お店に入った時は昼の2時ごろでしたが私ともう一組のお客さんのみでした。
昼はあんまり混まないのかな。
メニューには22種類ものクラフトビールが並びます。
4種類選んで350ペソのテイスティングセットがあったのでそちらを頼むことにしました。
売り切れはあるか確認したところ、All availableとのこと。
うぅ、素晴らしい。でも選ぶのが大変だ…!
悩んだ挙句、
Cacao Kick Breakfast Stout
Coco loco Porter
Blushing Irish Red Ale
Simtra Triple IPA
の4種類と、Lunchの揚げ豚肉にエビ味噌がついたやつとチャーハン?みたいなセット250ペソを頼みました。
ビールはすぐにやってきます。
味わいはどれも個性的、よくできてて全部ウマい!!。
Red Aleはイメージと違いました。ベルジャンビアのRed Aleが好きでそんなフルーティーなイメージで飲んだら全然ハードボイルド味。でも飲みやすくて落ち着いてて美味!
Coco locoはホントにココナッツ風味!濃くて香ばしい苦みもあって美味しい。
スタウト、トリプルIPAはどちらもすごく飲みごたえとパンチがあって飲んでるうちにフワフワしてきました…!
他にも気になるの飲みたかったけど、マニラで一人酔っぱらうのも怖くて今日はここまでに。
ランチお料理は、特に変わったところなく普通でした。
もうちょっと味付け濃くしたらお客がもっとビール飲むと思います。笑
物腰やわらかなウエィトレスさんが、
ビール気に入った?
料理の味はどうだった?
セットのコーヒー持ってきていい??
と、細かく気にしてくれてありがたかったです。
ビールのコースター集めが趣味の私。
持って帰っても良いコースターない??
と、おねだり。そしたら
どのビールが良かった??
と聞かれて、
カカオスタウト!!
と 答えたらそのコースターを持ってきてくれました!
カッコいい!!
ありがとうございます!!!
まとめ
マカティエリアは素敵な飲食店がたくさんありそうですが、レベルの高いクラフトビールのお店を体験できました。
場所柄ちょっと高めの価格設定ですが、それに見合った良いビールが飲めます。マカティでビール気分の時はぜひ訪ねてみてください。(^^♪
女一人マニラ街歩き・イントラムロスからキアポエリアのモスクと市場へ
電車と徒歩でイントラムロスへ。
イントラムロスの内部
タクシーでキアポエリアのゴールデンモスクへ
キアポ教会、キアポマーケットを散策。
まとめ。
女一人マニラ街歩き・チャイナタウン~地元民のマーケット・デビソリア
マニラには観光目的で5日滞在しました。
滞在一日目は初めてフィリピンの電車に乗って宿の最寄り駅から最終駅まで行き、その周辺の街歩きを楽しみました。
備忘録として写真をもとに記憶をたどっていきます。
フィリピン・マニラの電車
私はバギオからバスでクバオ行きに乗り、クバオバスターミナルの近所で宿を取りました。
↓の路線図で、私の宿は青い路線のKatipunan駅から徒歩2分くらいでした。
名門大学の近くなので周辺は学生が多く、治安は悪くなかったです。
到着した翌日、さっそく駅に向かい電車に乗って青い路線の終点Recto駅へ向かいました。
びっくりしたのがマニラでは全ての駅の入り口で荷物チェックがあること。
そのため混み合う駅では駅構内に入るだけでも時間がかかります。
ボディーチェックがあるためか、入り口は男女別でした。
私はBeepカードというSuicaみたいなプリペイドカードを窓口で買って乗車しました。
カード料が20ペソかかりますがいちいち切符を買わなくて良くなります。
駅はスリとかいるのかなぁと気にしてましたが、駅の中はごみ一つなくて人々もちゃんと並んで電車を待っていて安心しました。
電車内は冷房がきいてたりきいてなかったり…気まぐれです。
Recto駅で下車してチャイナタウンまで歩く
美味しい中華麺が食べたいと思いチャイナタウンへ向かい歩きます。
Recto駅から南西に歩いて10分くらいでしょうか。
漢字の看板が増えていきチャイナタウンに着いたと思われるも、あまり「いわゆるチャイナタウン感」がありません。
赤と金の装飾の飲食店とお土産屋さんがズラリ…ということはなく、普通の商店や露店の並びにたまにそういうお店があります。
それよりも空を黒く覆う電線のカオスッぷりに圧倒されました…!
こんなにオーガナイズされてない電線でトラブルは起きないんだろうか…!
こっちも…こんがらがってる…!!!
と、電線ばかり見上げながら歩き続けていくうちに、行ってみたかったラーメン屋さん蘭州拉麺に到着します。
刀削麺が有名らしいです。そのほかの麺類もいっぱいあります。
私はスパイシー牛肉拉麺に野菜トッピングをオーダーしました。
この超暑い真昼間でもアツアツのお茶が出てきてさすが中国!
と思いましたが、頼むとお水も出してくれました。
ラーメンのお味は本場中華風、八角などの香辛料がきいてます。麺もコシがあってお肉もホロホロで美味しい!
昼の2時ごろだったからかあまりお客さんはいませんでしたが、地元の人気店のようです。
チャイナタウンから歩いて、地元民の集まるデビソリアへ
暑い中辛いラーメンを食べたのでいい加減暑さの限界を感じてモールに避難します。
チャイナタウンの西側は中国人富裕層がターゲット?と思われる高級モールが並んでいて、地元民が行かないためか中は人口密度低めです。
私がたどり着いたのはLucky Chinatown Mall。
高級な服飾店などが並び私には無縁そうですが、上のフロアにフードコートがあってそこは程よく空いていました。
ココナッツシェイクをいただいて体を冷やしながら、次なる目的地デビソリアについて調べます。
このモール横の歩行者用道路↓を通ってまっすぐ行った辺りがデビソリアのようです。
さっそく向かいます。
川を渡り、少し歩くと徐々に人混みが現れ始めます。
フルーツ、野菜、おもちゃ、よくわからないお土産?日用雑貨などありとあらゆるものが路上で売られています。
両脇にマーケットがあり人が歩けるところは狭いのですが、それでも頻繁に往来していくトラックや車たち…!
よく店が破壊されないもんだなぁと感心します。
路上マーケットの奥にあるデビソリアモールに入ると、今まで来たことのあるモールとは大分違う雰囲気でした。
所狭しとお店が並び、洋服や靴、スマホアクセサリなどが売られています。そして安い。服1枚50ペソとかです。
ここも通路が狭い上にそこで地元民たちが仲良くお喋りしているので、一回りするにも根気が必要で途中で抜け出しました。
デビソリアモールから見下ろしたマーケット。
このエリアで買うとしたらフルーツくらいでしょうか…ほとんどのものに値札がありボラれることはないと思います。
人ごみで買ったものがもみくちゃにならないかは心配ですが。(^^;)
まとめ
治安が悪い!と聞いていたマニラですが、一日歩き回ってみて特別危ない感じはしませんでした。
ただ車やバイクはめちゃめちゃ多いのでボーッと歩いてたら事故に遭いそうです。
チャイナタウンは正直あんまり見どころはないように感じましたが、水餃子など美味しいご飯処がいくつかありそうです。
デビソリアは人が凄い上にゴミも散らばっていて汚いですが、熱気にあふれていました。
どちらもザ・東南アジアな感じなので地元民の暮らしを近くで見たい方は楽しめると思います(^^♪
ビール・ラム・ジンにブランデー、ココナッツリカーも。フィリピンのショップで買えるお酒達を紹介!
観光地もローカルフードも魅力的ですが、私が海外で一番楽しい瞬間は現地のお酒を買って飲むときです。
値段と容量を見て、「大丈夫か?」と思っても、買って飲んで「やっぱ不味いじゃん!」と思う瞬間がすごく好き。笑 普通に飲めちゃったり美味しかったら幸せを感じます。
そんな酒好き女子がスーパーで買って試したお酒達を一挙に紹介していきます!
ちなみにフィリピン産のワインについては別記事で紹介してます。
ビール
サンミゲル
はい。言うまでもなくフィリピンのお酒と言えばサンミゲルビールでしょう。
一番メジャーで安いピルセン
軽めのライト
ハイアルコールなレッドホース
リッチでホップの利いたプレミアム
飲んだことないけどキレキレであろうスーパードライ
女子受けの良さそうなフルーツフレーバービール(Apple/Lemonがある)
などなど、種類が多いです。
私のお気に入りはこのCerveza Negra。
スペイン語でCervezaがビール、Negraが黒なので、
シンプルに「黒ビール!」という名前の黒ビールです。
サンミゲルが造ってますがサンミゲルがそのアピールをあんまりしてません。
比較的最近出たビールのようです。
ギネスみたいな強い苦みはなく、爽やかさとコクが共存していて飲みごたえあり&飲みやすい!
スーパーで40ペソ以下、レストランでも80ペソ以下です。
KettleBrew
スーパーで買えるフィリピン産ビールで面白かったのがこちら。
サンミゲル製ではないフィリピンビールがスーパーにあるとしたらこれのみです。(2019年2月現在)
ベルギービールのヒューガルデン・ホワイトで有名な、小麦で造られるWit Beerというスタイル。
(Wheat BeerとかWhite Beerとかヴァイツェンとか、呼び方は色々あります)
味は苦みが少ない、少しフルーティー、飲みやすい、と小麦ビールの特徴を総ナメした味わい。
飲みやすい味わいなので暑い国フィリピンで好まれそうな気がします。
日本にも輸入されてるようですがフィリピンで買う2倍以上するようなので、フィリピンで見つけたら是非飲んでみてください。
ブランデー
フィリピンの巨大ブランデーメーカーエンペラドール社。(Emperador)
なんと40か国以上に輸出もしているそうで、私たちに馴染みはないものの国際ブランドです。
ブランデーというとフランスのヘネシーとかブドウの蒸留酒のイメージが強いですが、エンペラドール社のものはサトウキビ由来のスピリッツが入っているようです。
私がのんだのは2種類。
RED。750mlボトルで90ペソくらいでした。可も不可もない味わい。
日本で1000円以下で買えるブランデーとおんなじ感じです。
Hot Shot。写真撮り忘れたのでWebから。
ニッキ飴のような味わいでかなり甘いです。
これはもはや純粋なブランデーではないですね。
ジン
実は一人当たりのジン消費量・世界一というフィリピン。
というのも、ビールと同じくサンミゲル社が頑張っているという背景があります。
ヒネブラ
世界一の消費量を誇るジンはロンドン産でもオランダ産でもなく、フィリピンのヒネブラ・サンミゲル。
フィリピンのスーパーはもちろんセブンイレブンやサリサリストアなどどこでも売っています。
そして値段が超安い。
375mlのボトルなら日本円で100円くらいです。
味は、、、値段相応と言っておきましょう…!
マティーニとかで飲むのではなく、スプライトやオレンジジュースで割って飲むのがおすすめです!
The BaR
先ほど出てきたブランデーメーカー、エンペラドール社のスピリッツブランド。
私が飲んだのはライム風味のジンでキンキンに冷やせばそのままでもイケそうでした。
他に普通のジンとピンク色をしたベリー風味のジンが売られています。
同じブランドのフレーバーウォッカ。
ラム
フィリピン庶民に愛されるラムと言えば「TANDUAY」。
スーパーへ行くと必ず売っていて値段もお安いです。
味は、いろいろ飲んだものの全体的に荒くて二日酔いがひどい傾向。
ソフトドリンクで割って軽めにして飲むのがおすすめです。
ランバノグ
フィリピンの地酒、ココナッツから造られるハードリカーです。
味わいはほの甘く、度数が高い割には飲みやすい印象でした。
フレーバーをつけたランバノグも一部スーパーで見かけました。
まとめ
暑い南国フィリピンなのでビールばっかり飲みたくなりますが、意外にも色んなお酒が造られています。
特にフィリピン産サトウキビのラムやココナッツのお酒は日本で手に入りにくいので、訪れた際はぜひためしてみてください。
フィリピン留学@セブorバギオを比較【English Fella/PINES】
ちょうどバギオ留学を終えたところのアキと申します。
フィリピン留学を考えている方ならまず思い浮かぶのはセブ島の学校じゃないでしょうか。
私はちょうど2年前の同じ時期に3か月のセブ留学をして、今回はバギオで2ヶ月留学してきました。
せっかく違うところを体験できたので、2つの地域と学校について比較してみます。
セブとバギオ 街としての比較
立地
セブ:便利 バギオ:不便
セブは日本から直行便も出てますし、空港から学校もタクシーで1000円かからないです。英語学習の為の留学なら最も近い場所と言えそうです。
対してバギオは、マニラからバスで6時間。ドアtoドアで考えると、セブに行く倍以上の時間がかかります。
気候
セブ:暑い! バギオ:涼しい・たまに寒い
私が留学していたのはどちらも1~3月です。
セブは雨もよく降るしとにかく暑いです。海とか行ってないのに学校内の教室移動だけで日焼けしました。
先生が、
「セブには3つの季節があるの。Hot, Hotter, Hottestよ!」
と言ってたので基本いつも暑いんだと思います。
バギオは高山地帯なのでフィリピンと思えないほど涼しく、夜は毛布がいるほど寒かったです。
雨も留学中2日間、1時間ほど降っただけでした。
ですが雨季は2週間ずっと雨とかになるそうで、時期によって居心地は違うと思われます。
治安
セブ:良くはない バギオ:普通
セブでは場所によってはストリートチルドレンやベッガーに持ち物を狙われたり、バイクタクシーに変なところに連れていかれてセクハラされたりと悪い事件が多かったです。またタクシーでのボッタくりは同じフィリピン人ですら被害にあうと聞きます。(バギオの先生の体験談)
その点バギオはのんびりした街でそこまで貧しい人は見かけません。ストリートチルドレンは見たことがないですし、タクシーでボられることもありませんでした。
スリなどの被害も留学中一度も聞かなかったです。
私はよくリュック半開き状態でマーケットなどウロウロしていて、現地人の方に「開いてるよ!気をつけなさい!」と注意されてました。(^^;)
どちらも気を付ける必要がありますが、バギオの方が圧倒的に安全です。
でも注意してさえいればセブも危険な街ではないです。
周辺・ご飯屋さん
セブ:かなりいっぱいある バギオ:まぁまぁある
ご飯屋さんはどちらもたくさんあります。
数で言うとセブの圧勝ですが、バギオも街中は様々なお店で溢れています。
毎日外食、とかでなければどちらもそんなに変わりないと思います。
周辺・ナイトライフ
セブ:いっぱいある バギオ:少ない
マンゴーエリアを筆頭にセブは夜の街が巨大です。
ナイトクラブの数も多く、普通のバーから男性が行くような怪しいお店も集まっています。
その点バギオは、そういうお店はありますが数は少ないです。
周辺・買い物
セブ:大型モールがたくさん! バギオ:大型モールは1軒のみ
セブはアヤラモール・SMモールなど超巨大モールから中規模モール、イミテーション(模倣ブランド品)に特化したモールなど買い物処が数多くあります。
バギオは留学生が集まるのはSMモール一軒のみで、品ぞろえも良くないです。他にもモールはありますが外国人が楽しめる内容ではありません。
週末は涼しいところで買い物やお茶して過ごしたいという人にはセブが良いでしょう。
周辺・観光地
セブ:海が近い、周辺に観光地も多い
バギオ:ビガンなど観光地があるが基本遠い(バスで5時間~)
セブは綺麗なビーチやダイビングを学べる場所などもあり海が好きなら楽しめること間違いなしです。
またボホール島など海以外の観光地もそんなに遠くないです。(時間によって渋滞は酷いかもしれませんが…)
その点バギオは、サガダ、ビガン、バナウェなど留学生に人気の観光地もありますが、どこに行くにしてもバスで5時間以上はかかります。
観光地へのアクセスが良い留学先とは言えないでしょう。
私の行った学校の違い・English Fella2 と PINES Chapis校
EOPの有無
EOP(English Only Policy)の有無や徹底度は学校によってかなり違います。
EOPのない学校(English Fella)とEOP徹底している学校(PINES)を経験してみて、EOPがある学校の方が絶対に良いと言えます。
EOPのない学校では授業中ですら母国語で喋る生徒がいたり、交友関係も同じ国籍の中だけになりやすくなります。
EOPがある学校では生徒自身の意識も高く、休みの日に日本人と出かけても一切日本語を話さない人がほとんどでした。
ただ、英語初心者の場合EOP徹底校は生活ストレスが高すぎるのも事実です。
EOPなしの初中級向けのキャンパスでレベルアップしてからEOPのある上級キャンパスに行ける、PINESのシステムは良かったと思います。
グループクラスの人数設定
私はEnglish Fella留学中の最後の1か月、全てのグループクラスをキャンセルしました。
人数の制限が設けられておらず1クラス12人とかもあり、毎週月曜日は新入生がくるので全員自己紹介して1コマ終わります。この状況にうんざりしてしまいました。
その点PINESはグループクラスは最大生徒4人までとしっかり決められていて、新入生が途中でくることもなくて効率的な学習時間が保たれていると感じました。
学校設備・洗濯
English Fellaは自由に使っていい洗濯機が学校にあり、好きな時に洗濯できました。
でも半分くらいがちゃんと動かなかったり、生徒同士で取り合いになるので空いてるか何度も見に行ったりと使い勝手は最悪でした。
PINESでは洗濯はお金を払って学校のスタッフにお願いする仕組みでした。
7キロまでの洗濯と乾燥が100ペソ(約200円)です。週一回の利用で事足りましたし、変なストレスもなくて良かったです。
学校設備・wifi
English FellaのWifi環境は非常に悪かったです。(2017年3月時点)
部屋に電波が届かないうえに電波を求めて外に出ると蚊に襲われました。
PINESのWifiは各個人の部屋と学校全体にそれぞれ完備されていて、動画もストレスなく見られました。(2019年3月時点)
アクティビティ
English Fellaはバレーボール大会やシティツアー、サムギョプサルパーティーなど学校の催し物が多く生徒が交流する機会が多かったです。入学したての頃は助かりました。
PINESは一切そういうものはなかったです。友達いっぱい作りたい!という人には物足りないかもしれません。
まとめ
全ての人に合う学校はないですしフィリピンの留学先は無数にあり、自分の希望全てを満たす学校に出会うことは難しいかもしれません。
セブはセブの良さ、バギオはバギオの良さがありましたし、私の通った2校もどちらも良さ悪さ兼ねそろえてました。
海行きたい!都会が良い!ならセブ、
暑いの無理!治安悪いの怖い!ならバギオ、
など自分の希望を絞っていくと徐々に学校も絞れてくるはずです。
読んでくださった皆様が満足のいく留学先に出会えることを願っております。
殻が赤紫の奇妙な卵、Salted Eggを食べてみる@バギオ
フィリピンのカフェやマーケット、スーパーでは赤紫色の卵を見かけます。
これなんでこんな色なんだろう!?
と気になって先生に聞いてみたところ、
「あれはSalted eggだよ。」
と先生。
アヒルの卵であることが多いようですが鶏のもあるそうです。
塩ゆでして保存できるようにしたものとのこと。
殻が毒々しい紫なのは、一目でSalted Eggと見分けるため。
それだけならこんな色じゃなくて良いと思うけど…(^^;)
そのまま食べても美味しいの?と聞いたら、
「フィリピン人はよくトマトと一緒にサラダにするかな。
卵が結構塩辛いから、トマトと一緒だとちょうどよくなって美味しいよ。」
へぇ!食べてみたーい!!
と思って1個から買えるパブリックマーケットへ行きました。
これ3つください!とお店の人に言うと、
Tomato~Toma~to~♪
横にいたお客のおじさんが歌いだす。
なるほど、ほんとにみんなトマトと一緒に食べてるのね。笑
同じくマーケットでトマトをGETしまして、さっそく部屋に戻ります。
殻は剥きにくい上に、手が真っ赤に…卵の白身も真っ赤に…
体に悪そう。
そしてトマトを切るツールを持ってなかったので手でカット。
そしてついにSalted Egg & Tomatoを食す!
なんだか黄身がジャリジャリしていて普通のゆで卵とは大分違います。
そして確かに、かなり塩辛い。トマトは卵の2倍くらいないと足りないです。
トマトをたくさん食べたい人に良いパートナーかもしれません。
後日シティのカフェとかでもこのSalted Egg & Tomatoサラダをよく見かけることに気づきました。
わざわざそのものを買いに行かなくても食べれるお店がありそうです。
Foodieなあなたはぜひ一度試してみてください(^^♪
スラム在住女性が案内してくれるBasecoスラムツアーに参加してきた@マニラ
バギオ留学を終えてマニラにいます。
気温が高い!!人の数も渋滞も桁違い!!!
そんなマニラで、ネットで見つけたスラムツアーに参加してきました。
何でスラムへ?
留学先だったバギオを離れ、少しの間マニラに滞在することにしましたが、観光地が少ない…!
有名なイントラムロスか、巨大モールで買い物を楽しむか現地人の活力を感じられるローカルマーケットに行くか...
しかし既に5ヶ月フィリピンに居る身としてはモールもマーケットも新鮮味に欠けます。
何しようかな...と探していた時に見つけたのがスラムツアーでした。
何でわざわざスラムに?と思うかも知れません。
せっかく海外を旅行するなら現地の人たちの生活が見たい。
留学中に出会うフィリピン人といえば先生たちですが、彼らは大学を出ている中流以上の人たちばかりです。
フィリピン人の多くを占めるのは貧困層で、その生活の実態を知りたいと思ったのがきっかけでした。
Trip Adviserで高評価のSmoky Tourに参加
私が利用したのはSmoky Tourという会社。
彼らのルールで写真撮影禁止だったので、写真はツアー会社のものです。
ツアーは毎日開催されていて、参加希望日の3日前までに予約が必要です。
料金の23ユーロはネットで支払いました。
朝9時に待ち合わせ場所のマクドナルドへ行きます。
イスラエル人兄弟の2人、日本人と香港人がいて、参加者は私含めて5人でした。
参加者はヨーロッパ人と日本人が多いそうです。
案内してくれるメラニィさんはスラム在住で3人の子供がいるフィリピン女性。
スラムで生まれたのではなく、両親に連れられて10人の兄弟達と共に移り住んだそうです。
綺麗な英語で説明してくれてとても分かりやすかったです。
ジプニーとトライシクルを乗り継いで着いたのはBasecoという海に面したスラム街。
60ヘクタールくらいの土地に7万人が住んでいるそう。
高級モールや観光地とも近い場所です。
土地は政府の所有で誰でも家を建てたり出来るけど、政府が立ち退け!と言ったら最後出て行くしかないといいます。
いざ、スラム街の中へ
スラムの中に入っていきます。
トタンや木の板、ボロ布等で作られた家が密集しています。
「朝はこんな感じで静かなの、子供達が学校に行ってるからね。夕方はすごく賑やかよ。」
とメラニィさん。
学校は高校まで無料で通えるけど、小学校卒業後は家の為に働く子が多いという。
狭い道を歩いていると両脇にある家から、ハロー!ハーイ!!と、
小さな子供達が手を振ってくれます。
まだ学校に行く前の4~5歳の子でしょうか。
屈託のない子供達の笑顔を見ていると自分がスラムにいることを忘れそうでした。
スラムの中には意外と色んな施設があります。
1曲5ペソで歌えるカラオケ
1ペソ入れたら使えるWi-Fiエリア
ゲーム好きな子供が集うネットカフェ
住民がお祈りするカトリックチャーチ
いたる所にあるサリサリストア(現地版のコンビニ)
一食50円くらいで食べられる食堂もたくさんありました。
火を起こすにも炭を買ったりなど手間とお金がかかるので、食堂で外食するのが普通だそうです。
残飯をリサイクルして食べる "パグパグ"
「このスラムではパグパグは売られてないのよ。」
食堂の説明の途中でメラニィさんが教えてくれた食べ物、パグパグ。
パグパグとは、ファーストフード店のゴミの中から食べ残しを集めて再調理した食べ物のこと。
マクドナルドやKFCなどのゴミを持ち帰って、食べられる部分を集めて再調理された物が売られているのです。
しかし暑くて何でも腐りやすそうなマニラで、食べ残しの肉は洗って火を通しただけで食べられるのか??
SmokyMountainというゴミ山で有名だったトンドというスラムでは、一般的にパグパグが食べられているそうです。
昔はこのSmokyTourもトンドで開催されてたようですが、昔に比べて治安が悪くなったため場所を変えたと聞きました。
「ファーストフード店で食べ残しそうになったら、持って帰らずに捨てていってあげてね~」
と冗談ぽく笑うメラニィさん。
私は笑って良いのか分からず変な顔をしていた気がします...
スラムで私が感じたこと
スラムと聞くと何かヤバそうな響きを感じますが、そこには外の世界と何ら変わらない生活がありました。
みんな毎日働き、勉強もして、私たちと同じように生きています。
でも、なんといってもやはり貧しい。
ニンニクの皮剥きの仕事をしている人と話しました。
15キロのニンニクを剥いて70ペソ(150円)の収入だそうです。
足元を見られているとしか思えません。
ハローワッツユアネーム!?!?
と笑顔で気さくに声をかけてくれる子供も、Tシャツ一枚でサンダルも履いていません。
地面は所々ぬかるんでいてゴミだらけなのに、ケガしないのか心配になりました。
電気は家庭用コードのようなもので供給されていて、所々カバーが擦りきれ金属線が剥き出しになっています。
この電気設備が原因となって数年に一度は大火災が起きるそうです。
また台風が来る度に沢山の人が家を失うと聞きました。
それでも住人達は明るく生きていて、目が合えば微笑んで挨拶してくれます。
子供たちは嬉しそうに近寄ってきて手を繋いできたりハイタッチを求めてきます。
日本でこんな光景があるでしょうか。
金持ちと幸福はイコールではない、貧しくても幸せな人は沢山いるというのはよく聞きますが、それをリアルに感じました。
何が彼らの心をこんなに豊かそうにしているのか。
彼らの笑顔は発展した日本の都会でストレスに晒されて生きている人達より幸せそうに見えました。
また、ファーストフードのごみの中の食べ残しを食べている人がいると聞いて、留学先の学校で毎日ごみ箱に捨てられていた食べ残しの山をふと思い出しました。
普段私達がどれほど色んな物を無駄にしているかを思い知らされた気がします。
お金があるから無駄にしていいわけではありません。
当たり前のことですが、このツアーに参加して改めてそう感じました。
フィリピンでは未だこのようなスラムで暮らす人が山ほどいると聞きますが、この先経済発展とともに彼らの生活が良くなっていくことを願います。
H.Y.O.~人生で一番美味しかった手作り濃厚ヨーグルト@バギオ留学
週末のランチ、学校の先生とご飯に行く約束をしていました。
オススメのお店として紹介してもらったのがこちら、H.Y.O. ~house of yogurt~
マルコスハイウェイ沿いにありPINESチャピスから歩くと30分弱くらいかかります。
排気ガスがすごいので歩くと息苦しいです…
そして途中に何故かヤギがいます。
誰が飼い主なのか…こんな空気の悪いとこに繋がれて気の毒に(;_;)
ヤギエリアからまたしばらく歩き、お店で先生と合流しました。
一階はオーガニック野菜や果物、ちょっとしたお土産物が並んでいてとってもおしゃれ!
二階がテラス席もあるレストランになっているようです。
2階から見た1階の売り場。
この日は朝10時のブランチだったので、軽めにフィリピンのソーセージと目玉焼きセットをいただきました。
あとはサラダをシェア。
野菜が美味しい!ハニーマスタードのドレッシングも美味しい~!
ソーセージは塩辛くてビールが欲しくなります。
ハイウェイ沿いを歩いているときは暑かったのに、この2階のテラス席は涼しくて気持ちいいです。
女子のランチタイムらしい感じで先生が彼氏の話を始めます。
先生は彼のことが大好きな様子。
そういえば今日は土曜だし、今夜は彼とデート??
と聞くと、
今はちょっと距離を置きたいから今日は会わない予定。
と先生。
え?!なんで???仲いいんじゃないの?!
「私たちはクリスチャンだから、婚前交渉は認められてないの。
あんまり会うとお互いを誘惑しすぎちゃうでしょ。笑」
と照れたように笑う先生。
な…なるほど…
先生もだけど、彼氏の忍耐力すごいなぁ。
してからじゃないと付き合うか決めれない!という人すらいるこの世界で、先生たちの付き合い方はすごく神々しいもののように感じました。
だらだらお話をしてたら、いつの間にかお店が満席に…
人気店なんですね。(^^♪
早めにお目当てのヨーグルトを頼みに1階に行きます。
メニューにある通り、ヨーグルトはトッピングをフルーツ2種、クランチ(シリアルみたいなの)2種、ソースを選べます。
私はイチゴとブルーベリーにグラノーラとライスパフ、はちみつをかけてもらいました。
このヨーグルト、めちゃめちゃ濃くておいしい~!!!
オーストラリアに居た時は半年くらい毎朝食がヨーグルトぶっかけグラノーラだったので、かなりの種類のヨーグルトを食べました。
でもそのどれとも比べられません~♪
ヨーグルトだけでもぜひ食べに行ってみてください。
ちょっとしたお土産を買いに行くのにもオススメです。
シティでは見かけないクオリティ高めの品物が手に入ります。
私はワインの小瓶を2種類買いました。
留学中の食事は乳製品がなくてカルシウム欠乏気味でしたが、ここのヨーグルトで補給できた気がします~(^^♪